平成26年度非核平和推進事業に係る広島への中学生派遣事業について

公開日 2014年09月01日

最終更新日 2014年09月01日

これまで龍ケ崎市では、平成元年の「核兵器廃絶平和都市宣言」や平成21年の「平和市長会議(現:平和首長会議)」加盟の理念に基づき、原爆や戦争被害の状況・悲惨さについて各種写真パネル展などの展示を通じて、恒久平和のメッセージをみなさんに発信してきたところですが、平成26年度から新たに、次世代を担う中学生に実際の被爆地の見学、平和記念式典への参列を通じて、被爆の実態や平和の大切さについて学習してもらい、不戦・平和へのメッセージを語り継いでいってもらうため、この事業を展開します。

折り鶴(白)

今年度は、応募者63人から市内各中学校の男女1人ずつを抽選で決定し、12人の中学生が広島へ派遣されることとなりました。

ここでは、中学生たちの活動の状況や思いを随時伝えていきたいと思います。

事後学習会

平成26年8月28日(木曜日) 於:愛宕中学校

夏休みも残すところ数日となった8月28日、派遣団は、久しぶりに顔を合わせました。この日は、9月以降に各学校で行う校内平和のつどいに向けて、事後学習会を行いました。

事後学習会では、各自で現地で調べた資料やメモ、発表用に自分の意見や感想をまとめたレポートを持ち寄り、発表会で使用するプレゼン用のデータを作成しました。みな、プレゼン資料を作成するのはほとんど経験がなく、全員で話し合ったり、教えあったりしながら、各学校ごとにそれぞれまとめていきました。また、発表用の原稿等も作成しました。

2学期に入ったら、各学校ごとに校内平和のつどいの日程を決定し、全校生徒を前に発表を行う予定です。

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派遣3日目

平成26年8月7日(木曜日)

派遣最終日となりました。この日は、広島から電車・船で移動し、厳島神社を参拝してきました。

原爆ドームは、1996年に世界遺産に登録されていますが、同年、同じ広島県で厳島神社も世界遺産に登録されており、広島が歩んできた歴史的な経緯という視点から、見学を行いました。

厳島神社は、飛鳥時代から信仰の場となっており、日宋貿易をはじめとする、瀬戸内海の海運で莫大な利益を上げ、平安時代に隆盛を極めた平氏、特に平清盛の崇敬を受ける等、広島周辺は、古くから海とのつながりの深い場所でありました。現在でも、厳島神社は、海上安全の神として崇敬を受けているそうです。昨日まで見学等をしてきた、広島や呉が太平洋戦争中、海軍の本拠地となったのも、このような歴史的な経緯があったことも一つの理由なのかもしれません。ガイドの方の説明を受けながら、大鳥居や社殿を見学してきました。

以上で、3日間に及ぶ広島中学生派遣事業の全行程を終了し、新幹線・電車に乗って夕方18時頃、龍ケ崎市へ帰ってきました。

派遣団は、普段体験することのできない、いろいろなことを目で見て耳で聞いて肌で感じたものと思います。予想をはるかに上回る、十分な成果のある学習ができました。これから、夏休みの期間中に、各人が自分のテーマに沿った学習結果や感想をまとめ、これから、自分の言葉でこの体験をみなに伝えていく予定です。

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派遣2日目

平成26年8月6日(水曜日)

派遣2日目、8月6日(水曜日)となりました。原爆投下から69年目の、広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に中山市長とともに参列してきました。
毎年、炎天下の中の式典になるのですが、今年は台風の影響等もあり、地元の方によると40数年ぶりの雨天での式典だ、とのこと。
受付を済ませ、式典会場に入りましたが、雨を避けられる一部テント席は満席状態で、派遣団全員雨具を使用しての参列となりましたが、全員つつがなく式典の全てのプログラムに参加することができ、原爆死没者の方への祈りを捧げ、全員非戦・非核の思いを改めて強く願ったところです。
式典終了後には、献花台の前でも祈りを捧げてきました。

また、式典終了後は、広島平和記念資料館も見学しました。
事前学習会で団員がパネル展示やレポート作成で学習し調査したものを、実際に目で見て体験をしてきました。
焼けてちぎれた女子生徒の制服や、高熱で歪んだガラス瓶、瓦等の現物を見ることができ、みな解説をメモしたり、写真を撮ったりして、記録してきました。今後の事後報告会で、この結果や感想を述べていきたいと思います。

その後、広島から電車に乗り、呉市にある大和ミュージアムの見学もしました。
ボランティアガイドの方から説明を受けながら、戦艦大和の模型や製造の歴史等を教えていただきましたが、それだけでなく、戦時中海軍の拠点であった呉での空襲の凄まじさや戦時下の子供たちの学徒動員の状況等も説明していただき、戦争の悲惨さ・過酷さについて、ここでも学習することができました。

明日は、派遣最終日となります。みな体調に気を付けて、無事に龍ケ崎へ帰りたいと思います。

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派遣1日目

平成26年8月5日(火曜日)

8月5日(火曜日)、広島への中学生派遣の初日を迎えました。中山市長も派遣団に同行されました。

電車・新幹線に揺られ約5時間。広島に到着した派遣団は、15時から実際に原爆の被害に遭われた方から、原爆投下直後の広島の状況や被害の凄まじさの体験談を聞かせていただきました。
原爆の炸裂により大火傷を負った人たちが貯水槽や川に頭から突っ込みそのまま息絶えてしまったこと、水を求めてさまよっている様子、がれきや瓦が高熱で変形した状況など、実際に見た人にしか分からない状況を詳しく教えていただきました。
1時間ほどのお話でしたが、みな真剣に聞き入って、ノート数ページにわたってメモを取りました。被爆者の方からも、周りの友達や先輩・後輩に、ぜひみなさんが語り、原爆の悲惨さ、戦争の愚かさを伝えていってほしいとのお話もあり、大変貴重なお話をみな心に深く刻み、決意を新たにしたところです。
講話後には、質問の受け答えをし、被爆者の方に感謝の気持ちを伝え、記念撮影をして、終了となりました。

その後、平和記念公園へ移動し、原爆の子の像に市内各中学校の生徒全員で折った、折り鶴を納めてきました。
あいにくの雨模様でしたが、原爆ドームとあわせて見学も行いました。

明日は、龍ケ崎市の代表として平和記念式典へ参列してきます。天気が気になるところですが、しっかりと役目を果たしてきたいと思います。

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結団式(第3回学習会)を開催しました

平成26年8月1日(金曜日) 於:龍ケ崎市役所庁議室

8月に入り、広島派遣まで1週間を切りました。今日は、今までの経過報告(学習内容報告)と決意表明を行うべく、中山市長、長岡副市長、藤後教育長も出席し、派遣団の結団式を行いました。

まず、副団長から今までの活動経緯の報告、団長から決意表明を行いました。その後、中山市長から激励の言葉をいただき、市長の思いも改めて話していただきました。

市内各中学校の生徒で折った千羽鶴も完成しました。

あと数日で派遣当日を迎えます。全員、気を引き締め、体調も万全にして当日にのぞみたいと思います。

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第2回学習会を開催しました

平成26年7月19日(土曜日) 於:龍ケ崎市歴史民俗資料館

夏休みに入り最初の土曜日ですが、派遣団は第2回の学習会に臨みました。この日は、龍ケ崎市歴史民俗資料館で7月25日まで開催中の『ヒロシマ・ナガサキ原爆写真パネル展』を見学し、その後、各自の調査・研究レポートの発表、意見交換が主な内容となりました。

団長あいさつ・日程説明の後、まず最初にパネル展を見学しました。原爆被害の実態や様子、原子爆弾の構造、復興と平和の祈念等の内容の写真パネル30枚を、全員メモを取りながら学習しました。見学の後で、ビデオでも原爆被害の状況等について鑑賞しました。

その後、各自の調査・研究レポートの発表をしました。龍ケ崎市の核兵器廃絶平和都市宣言についてや原爆投下の理由、原爆被害の状況、原爆の構造等について、二度と戦争が起こらないためにはどうしたらいいか等について、調査・研究した内容を発表しました。発表からは、単に事実だけでなく、「戦争を知らない世代や世界に向けて伝えていくにはどうしたらいいか」「二度と戦争を繰り返してはいけない」といった積極的な問題提起や意思表示もあり、今回の派遣を通じて、自分なりの解答を見つけ、また、派遣団全員の解答を見つけていくことにしました。

また、発表内容についての感想発表や意見交換も行い、自分の調査・研究したこと以外についても理解を深めました。パネル展で見た内容も加えて、事前学習として、充実したものとなりました。

終了後は、新聞社各社からの取材にも、学校代表・龍ケ崎市代表として、自分の意見を述べる等、積極的に応じました。次回は、結団式ということで、市長・教育長への出発報告や取組みとして行う千羽鶴の取りまとめ等を行い、派遣前の最終準備を行う予定です。

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第1回学習会を開催しました

平成26年6月19日(木曜日) 於:龍ケ崎市地域福祉会館

この日は、派遣団初の顔合わせとなりました。中山市長や藤後教育長も出席し、この事業に対する思いを参加者に語りました。

参加中学生のみなさんの自己紹介や、随行する市職員・中学校教諭・事務局職員の紹介、この事業の概要やねらい、日程等についての説明を行い、派遣団の団長1人と副団長2人を参加中学生から選出しました。団長・副団長の選出に当たっては、参加中学生の積極的な立候補によって決まりました。

また、この事業の取組みとして、市内全中学校の生徒が折り鶴を1羽ずつ折って千羽鶴を作成し、その千羽鶴を派遣団が全中学生の代表として広島へ持参することを決定しました。早速、各中学校で派遣団員が折り鶴の取組みを先生や他の生徒へPRし、協力を求めることになりました。

加えて、次回の学習会までに派遣団員が自らテーマを設けて、この事業で調べたいこと、経験したいことなどを調査・研究し、レポートにまとめてくることにしました。

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折り鶴(赤)

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