平成27年度非核平和推進事業に係る広島への中学生派遣事業について

公開日 2015年07月01日

最終更新日 2015年10月06日

これまで龍ケ崎市では、平成元年の「核兵器廃絶平和都市宣言」や平成21年の「平和市長会議(現:平和首長会議)」加盟の理念に基づき、原爆や戦争被害の状況・悲惨さについて各種写真パネル展などの展示を通じて、恒久平和のメッセージをみなさんに発信してきたところですが、平成26年度から新たに、次世代を担う中学生に実際の被爆地の見学、平和記念式典への参列を通じて、被爆の実態や平和の大切さについて学習してもらい、不戦・平和へのメッセージを語り継いでいってもらうため、この事業を展開しており、今年は2年目になります。

折り鶴(白)

今年度は、応募者22人から市内中学校の男女6人ずつを抽選で決定し、12人の中学生が広島へ派遣されることとなりました。

ここでは、中学生たちの活動の状況や思いを随時伝えていきたいと思います。

広島への中学生派遣事業報告会を開催しました

平成27年10月3日(土曜日) 於:龍ケ崎市文化会館大ホール

広島への派遣から2か月がたちました。この間、団員は、それぞれ広島で見て・聞いて・体験したことや平和にかける思いなどをまとめた事後学習会を経て、10月3日に事業報告会として団長・副団長の3人が市民の皆さんへ向けて報告会を行うことになりました。

事業報告会は、市が行う戦没者追悼式の終了後の時間を利用して行うこととなり、文化会館大ホールにおいて、団長・副団長の3人が代表して報告を行いました。

本年度の戦没者追悼式は、毎年、先の大戦において尊い犠牲となられた戦没者の方々の追悼と、御遺族の御労苦に対しての敬意を表すとともに、市民あげての平和祈念を願い開催されているものです。今年は、戦後70年の節目の年ということもあり、この事業報告会も実施することとなり、龍ケ崎市の平和記念式典との意味合いもありました。

まず、報告の前に開催された追悼式では、団長・副団長も献花を行いました。その後、報告会においては、スライドを使用しながら、3人がそれぞれ交代で報告を行いました。

報告では、まず自己紹介を行い、最初に広島への原爆投下の概要、被害の状況の説明と龍ケ崎市がこれまで取り組んできた非核平和推進事業の概要(平和首長会議への加盟・ポスター展等の開催など)を説明した後、この広島への中学生派遣事業の概要を説明しました。

その後、今まで取り組んできた内容を説明しました。3回開催した事前学習会についてや、3日間の派遣日程のうち、被爆体験者講話での様子や千羽鶴の献納、平和祈念式典への参加、資料館等の見学、とうろう流しについて写真を交えながら、体験したことや感じたことについて発表しました。最後に、平和の尊さや二度と戦争や原爆投下を引き起こしてはいけないこと、そうさせないために自分たちが行動しなくてはならないことなど、平和にかける思いを発表し、報告を終了しました。

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派遣3日目

平成27年8月7日(金曜日)

広島派遣も最終日、8月7日(金曜日)となりました。この日は、広島から電車・船で移動し、厳島神社を参拝してきました。

原爆ドームは、1996年に世界遺産に登録されていますが、同年、同じ広島県で厳島神社も世界遺産に登録されており、広島が歩んできた歴史的な経緯という視点から見学を行いました。
特に古くから海とのつながりが深い広島。昨日まで見学してきた広島や呉が戦争中、海軍の本拠地になったのも、一つの理由がここにあるのかな、と思うところでした。
大鳥居(干潮で真下まで行けました。)や社殿を見学しました。

以上で3日間に及ぶ広島中学生派遣事業の全行程を終了し、新幹線・電車に乗って午後5時半頃に、龍ケ崎市へ無事帰ってきました。

派遣団は、普段経験することができない多くの体験をすることができたと思います。予想をはるかに上回る、十分な成果のある学習ができました。
これから夏休み中に団員はそれぞれ、自分のテーマに従って、今回の派遣での体験や感想、思いをまとめ、これから自分の言葉でみなに伝えていきます。
発表の機会なども予定していますので、今後随時その状況などを報告していきたいと思います。

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派遣2日目

平成27年8月6日(木曜日)

昨日からスタートした広島中学生派遣事業も2日目を迎えました。全員元気で予定通り進んでいます。
さきほど資料館を見学しましたが自治体席も満席で座れず、通路にしゃがんでの参列となりました。これから平和記念式典に参列します。
また、後ほど式典の様子を紹介します。
ちなみに、昨日のお昼といえば,新幹線の中でハンバーグ弁当を食べました。みんなの顔から笑みがこぼれ、暑さに負けないほどのパワーで完食しました!その後は、路面電車での移動となりました。
今日も暑い1日となりそうですが、体調管理につとめ、龍ケ崎市の代表として役目を果たしてきたいと思います。

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原爆投下から70年目の広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に中山市長とともに参列しました。
昨年は、雨の中の式典でしたが、今年は、快晴で非常に暑い中の式典でした。原爆投下のときもこんな天気だったのだろうと、思うところでした。...
式典のプログラムを通じ、派遣団一同、原爆死没者の方への祈りを捧げ、非戦・非核の思いを改めて願ったところです。
式典終了後には、献花台の前でも祈りを捧げてきました。

また、式典終了後、平和記念資料館の見学をしました。
現在、資料館の一部は、改修中で全ての展示は見られませんでしたが、事前学習会で団員がそれぞれ調べた事前レポートやポスター展で見たものの実物の展示を実際に目で見て体験しました。
焼けちぎれた制服や高熱でゆがんだガラスなどや佐々木禎子さんが折った鶴を見ることができ、みな解説文をメモに取ったり、展示物を写真に撮ったりして記録してきました。
今後の事後報告の際にこの成果や感想を発表していきたいと思います。

午後からは、電車で移動し、呉市にある大和ミュージアムの見学もしました。
戦艦大和のことだけでなく、呉と海軍・造船の歴史、その海軍の拠点であったが故に、多くの人が亡くなった空襲を受けたことなどをミュージアムの職員の方の説明と展示を通じて学びました。
戦争がいかに悲惨で過酷であるかを感じることができたと思います。

広島市内に戻って夕方午後6時過ぎには、「とうろう流し」に参加しました。
平和記念公園内を流れる元安川の川岸で繰り広げられる幻想的な景色の中、みなで原爆死没者の慰霊と平和への祈りをとうろうに託しました。

今日も1日大変暑く、しかも早朝からの活動で体力も消耗気味ですが、明日は派遣最終日となります。
無事に龍ケ崎へ帰りたいと思います。

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派遣1日目 

平成27年8月5日(水曜日)

8月5日(水曜日)、初顔合わせから約1ヶ月を経て、広島への中学生派遣事業の初日を迎えました。
朝8時。佐貫駅に集合した派遣団は、中山市長・藤後教育長はじめ、各中学校の先生や家族の方たちの見守るなか、出発式を行いました。...
中山市長のあいさつの後、副団長の石島くんから「市の代表として広島への派遣されることの責任を全うしてきます」、と元気にあいさつがありました。
中山市長は、公務を終えた後、追って派遣団に合流するとのことです。

常磐線・東海道新幹線と乗り継ぎ約5時間。午後2時過ぎに広島に到着した派遣団は、まず、広島オフィスセンターの会議室において、被爆者の方の講話を聞きました。
原爆投下直後の広島の様子や被害の状況など、実体験に基づく貴重なお話を聞かせていただきました。
講師の方は、爆心地から約4キロ離れた小学校の校庭で被害に遭われ、原爆投下の瞬間は、「太陽が落ちてきたかと思った。その後、赤い玉が飛んできて、辺りは砂ぼこりでまっ黄色になった。その後は記憶がなく、気づいたときは、近くの家の縁側の下に友達といました。本当は防空壕に逃げなきゃ行けなかったのにね、でも空襲警報は鳴らなかったよね、と話したことを覚えています。」とのことでした。一瞬で学校のガラスが割れてしまったこと、ご自宅もめちゃくちゃな状況になっていたことなど、原爆の破壊力の凄まじさを話してくれました。
また、特に印象に残ったのは、原爆投下数時間後の状況でした。爆心地から少し離れたところだったので、市内から全身が焼けただれていた人達が次から次へとやってきたこと、水を求めてる知り合いの方に水を飲ませてあげるも、吐いて戻してしまうこと、戦中の物資不足からやけどについての薬がなく、きゅうりをすりおろして貼ったことなど、実際に原爆被害に遭われた方にしか分からない体験談を聞かせていただきました。

1時間程のお話でしたが、みな真剣に聞き入って、ノート数ページにわたってメモを取りました。被爆者の方からも、原爆の悲惨さ、戦争の愚かさを伝えていってほしい、とのお話もあり、大変貴重なこの体験を深く心に刻み、決意を新たにしたところです。
講話の後は、質疑応答を行い、被爆者の方に感謝の気持ちを伝え、記念撮影をして、終了となりました。

その後、平和記念公園に移動し、原爆の子の像に市内中学校の生徒みなで折った鶴と、「サダコと折り鶴ポスター展」で来場者の方に折っていただいた鶴をそれぞれ納めてきました。あわせて、原爆ドームの見学もしました。

明日は、龍ケ崎市の代表として平和記念式典に参列します。昨年は雨のなかの式典でした。今年は、好天に恵まれそうですが最高気温は34度位とのことです。体調に気を付け、しっかりと役目を果たしてきたいと思います。   

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第3回目の学習会(結団式)を開催しました

平成27年8月3日(月曜日) 於:龍ケ崎市役所3階庁議室

8月に入り、最初の月曜日となりましたが、今日は、派遣直前の学習会、広島中学生派遣団の結団式を行いました。

結団式には、中山市長・川村副市長・藤後教育長出席のもと、最初に全員で記念撮影をした後、副団長の岡田さんが、今までの活動内容について市長への報告を行いました。報告の中では、各団員が自分自身の調査テーマを設定し、発表を行ったことや「サダコと折り鶴ポスター展」の見学などを行って、事前の学習をしたこと、原爆の子の像に納めるため、全市内中学校の生徒で折り鶴を作成し、完成したことなどについて触れられていました。その後、団長の秋山くんから決意表明ということで、龍ケ崎市の中学生の代表として、ひいては市民の代表として恥ずかしくないよう、平和記念式典に参列したい、との決意を表明しました。

あさって、5日から広島への派遣となります。今年は、大変暑いであろうことも予想されるので、体調管理をしっかりして、派遣団としての役目を果たすことを全員で確認し、解散となりました。現地での様子は、フェイスブックを使って発信していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

なお、「サダコと折り鶴ポスター展」において来場者の方に鶴を折っていただきました。約200羽の折り鶴がございました。御協力ありがとうございました。全ての折り鶴は、広島へと持参し、献納してきますことを報告します。

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平成27年度広島中学生派遣団第3回学習会

第2回目の学習会を開催しました

平成27年7月18日(土曜日) 於:龍ケ崎市歴史民俗資料館

夏休みに入り、広島への出発まで3週間ほどとなりました。今日は、前回の学習会でそれぞれ各人がテーマを見つけて、調べてきたレポートの発表と、龍ケ崎市歴史民俗資料館で7月26日(日曜日)まで開催されている「サダコと折り鶴ポスター展」の見学などを行いました。

団員が集合後、団長のあいさつから始まり、まず最初に「サダコと折り鶴ポスター展」を見学しました。

広島の原爆により2歳で被爆し、10年後に白血病で亡くなった佐々木禎子(ささきさだこ)さんの一生を通じて、原爆被害の悲惨さや平和の尊さを感じてもらうポスター展で、市の非核平和推進事業の一環として実施されているものです。

また、ポスター展示と併せて、昨年度の広島への中学生派遣事業の活動報告書も展示されており、昨年の派遣の様子がよく分かる内容となっています。

団員は、約30分間、重要なところや関心のあるところを、各人がメモをとるなどして、熱心に見学をしていました。その後、原爆関係のビデオを鑑賞しました。

見学などの後は、一人ひとりが全員に向かって、事前に調べてきたレポートを発表しました。原爆の構造についてや、原爆による被害状況、原爆ドームのこと、広島になぜ原爆が落とされたのか、といったことや、核兵器のない世界にするにはどうしたらよいか、といったことまで、内容は多岐にわたりました。みんながそれぞれにこの派遣について、どのようなことをしたいのか、どんなことを学びたいのか、といったことがよく分かる内容でした。

そして、今日は、昨年度の広島への中学生派遣事業に参加した団員3人が一緒に学習会に参加してくれました。

それぞれ3人が広島で感じたことや勉強になったこと、それから、楽しかったことや大変だったことなどを話してくれました。今年の団員にとっては、大変貴重なお話でした。ありがとうございました。

勉強会の合間では、取材に来ていた新聞社の方からの団員へのインタビューなどにも、各人が積極的に応じました。各校の折り鶴の進捗状況なども確認をし、今日の勉強会は終了となりました。次回は、結団式です。

平成27年度広島中学生派遣団第2回学習会 平成27年度広島中学生派遣団第2回学習会 平成27年度広島中学生派遣団第2回学習会

平成27年度広島中学生派遣団第2回学習会 平成27年度広島中学生派遣団第2回学習会 平成27年度広島中学生派遣団第2回学習会

第1回目の学習会を開催しました

平成27年7月1日(水曜日) 於:龍ケ崎市役所3階庁議室

この日は、派遣団初の顔合わせとなりました。中山市長・川村副市長・藤後教育長も出席し、市長・教育長からこの事業に対する思いが参加者に語られました。

参加中学生のみなさんの自己紹介や、随行する市職員・中学校教諭・事務局職員の紹介、この事業の概要やねらい、日程等についての説明を行い、派遣団の団長1人と副団長2人を参加中学生から選出しました。参加中学生のみなさんの自己紹介では、所属・名前だけでなく、自主的に一人ひとりからこの事業に対する抱負や決意が語られました。団長・副団長の選出に当たっては、参加中学生の積極的な立候補があり、3年生3人が団長・副団長と決まりました。

その後、この事業の取組みについて打合せを行い、前年同様、市内全中学校の生徒が折り鶴を1羽ずつ折って千羽鶴を作成し、その千羽鶴を派遣団が全中学生の代表として広島へ持参することを決定しました。各中学校へ戻った派遣団員は、折り鶴の取組みを先生や他の生徒へPRし、協力を求めることになりました。

また、今年は「サダコと折り鶴ポスター展」(7月10日から26日まで龍ケ崎市歴史民俗資料館で開催)で来場者に折ってもらった折り鶴も、あわせて広島へ持参することを確認しました。

加えて、次回の学習会までに派遣団員が自らテーマを設けて、この事業で調べたいこと、経験したいことなどを調査・研究し、レポートにまとめてくることにしました。

平成27年度広島中学生派遣団第1回学習会 平成27年度広島中学生派遣団第1回学習会 平成27年度広島中学生派遣団第1回学習会

折り鶴(赤)

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