龍ケ崎市民遺産一覧(平成27年度認定)

公開日 2015年11月30日

最終更新日 2015年12月03日

 平成27年4月から新たにスタートした龍ケ崎市民遺産制度に基づき,以下の6物件が「龍ケ崎市民遺産」に認定されました!

ダンゴ塚祭り

認定年月日:平成27年11月18日

所在地:龍ケ崎市北方町123番地2(ダンゴ塚)

所有者等:龍ケ崎市北方町ダンゴ塚坪

 ダンゴ塚祭りは,毎年1月中旬頃,北方町ダンゴ塚坪の9戸により実施される祭礼である。

 保管されている幟には「宝暦十四年(=1764年)甲申三月吉日」の記載があるほか,祭りの記録帳の表書きには「嘉永三年(=1850年)戌正月吉日」と記されており,その歴史は古い。

 また,祭りに使用するしめ縄,弓,的,カキダレ,幣束などはダンゴ塚坪の住民が手作りしており,伝統行事として大切に受け継がれてきている。

 この祭りは「オピシャ」と呼ばれる神事であるが,現在では本来の弓矢で的を射る儀式が簡略化され宴会のみを行っているという地域も多く見受けられる中,ダンゴ塚祭りにおいては今もなお,弓引きが実施されている点でも貴重であると言える。

龍ケ崎とんび凧

とんび凧画像

認定年月日:平成27年11月18日

所在地:龍ケ崎市白羽1丁目5-2 城ノ内コミュニティセンター内(研究会事務所)

所有者等:龍ケ崎とんび凧研究会

 龍ケ崎とんび凧は,明治末期に市内の凧職人岡野源兵衛氏によって生み出された郷土凧であり,独特の形状による安定した浮力や鮮やかな絵柄が特徴で,最盛期には年間1万枚を売り上げ,県外にまで出荷されるほどの人気を博した。

 しかし,昭和62年に最後の後継者が途絶えてから存亡の危機に立たされていたため,その技術を守り後世に継承すべく,平成26年4月,有志により「龍ケ崎とんび凧研究会」が発足した。

 同研究会では,凧作り教室や凧揚げ大会の開催等を通して,精力的に龍ケ崎とんび凧の周知に努めているところである。

宮渕町千秋の盆綱

盆綱画像

認定年月日:平成27年11月18日

所在地:龍ケ崎市宮渕町(千秋地区)

所有者等:龍ケ崎市宮渕町千秋地区

 盆綱は,茨城,千葉両県の一部地域で行われ,地域の子どもたちが藁で龍を模った綱を作って,お墓から先祖の霊を各家に送り届けるという盆行事である。

 千秋地区においては,昭和55年から途絶えていたが,平成13年から有志により復活。少子化の影響もあり,現在では宮渕町内の他地区の子どもたちにも参加してもらい,行事を継続している。

 当市内においては唯一,同地区でのみ実施されていることから,盆綱作りの手順の継承等,存続が望まれる伝統行事である。

ほおずき市

ほおずき市画像

認定年月日:平成27年11月18日

所在地:龍ケ崎市2877番地1

所有者等:龍泉寺

 ほおずき市は,「龍ヶ崎観音」として古くから親しまれている下町の龍泉寺において,毎年7月10日の縁日に開催される年中行事である。

 この日は,「四萬六阡日(しまんろくせんにち)」と呼ばれ,参詣した人は観音様に4万6千日間御参りしたのと同じ功徳があるとされており,また,雷除けのお守りが授けられるという特別な日である。

 境内に屋台が立ち,ほおずきの鉢がずらりと立ち並ぶ様子は,当市の初夏の風物詩としておなじみの光景となっているが,明治初年までで一度途絶え,昭和60年に復活を遂げて現在に至っている。

豊田町の水神祭り

上坪・中坪水神宮画像

下坪・ネガラ坪水神宮画像

認定年月日:平成27年11月18日

所在地:龍ケ崎市豊田町34番地(上坪,中坪の水神宮)

     国土交通省利根川下流河川事務所豊田堰管理所脇(下坪,ネガラ坪の水神宮)

所有者等:龍ケ崎市豊田町上坪,中坪 下坪,ネガラ坪

 豊田町の水神祭りは,小貝川の氾濫による水害に度々見舞われてきた同地域の歴史に深く関連した祭事であり,少なくとも250年以上前から続く伝統行事である。

 祭りは旧暦9月20日の前週の土曜または日曜に行われ,宿の家に1年間保管されていた鉄製の幣束を御宮へ祀り,幟をたて,北方町の神主さんに祝詞をあげてもらう。

 豊田の地区内に2つある水神宮のうち,下坪,ネガラ坪の水神宮については,昭和53年に豊田堰の改築工事を行った際,当時の建設省や豊田堰土地改良区と協議のうえ,現在の場所に移転された経緯がある。その際,社屋や鳥居,大師堂などは新築されたが,石塔などは原型のまま移転されている。

鈴木草牛の屏風画

屏風1画像

屏風2画像

認定年月日:平成27年11月18日

所在地:龍ケ崎市2877番地1

所有者等:龍泉寺

 鈴木草牛は,小川芋錢に師事して数多くの作品を世に排出した水墨画家であり,旧龍ケ崎中学校の美術教師を務めるなど,当市にもゆかりの深い人物である。

 筑波山など,主に郷土の風景画を多く描いたことで知られる草牛であるが,龍泉寺所蔵の屏風画は,昭和23年当時の有名な政治家やプロ野球選手などを描いたもので,珍しい作品である。

 龍泉寺の先々代住職と親交の深かった草牛が寄贈した2双の屏風画は,ユーモアを感じさせる「無名の逸品」として,同寺に大切に受け継がれている。

※通常は一般公開しておりません。

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教育委員会 生涯学習課
TEL:0297-60-1563