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平成26年第1回市議会臨時会施政方針(所信表明要旨)

更新日:2018年3月1日

 平成26年第1回市議会臨時会の開会に当たり、議案の提案理由の説明を申し上げる前に、2期目の市政を担当することに関しまして、所信の一端を申し述べ、議員各位並びに市民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。
 私は、市長に就任した平成22年1月18日以来、全力で市政運営・地域経営に取り組んでまいりました。この4年間を概観しますと、就任直後の本市の財政状況は、三位一体の改革、社会保障関係費による歳出圧力、さらには、リーマン・ショックに端を発する景気後退局面とも重なり、強い危機感を抱かざるを得ないものでした。
 そのため、第5次行政改革大綱及び第3次財政健全化プランに基づく取組を通し、収支の改善を図ってまいりました。
 さらに、当面の資金繰り対策から脱するとともに、少子高齢社会という我が国の構造変化を踏まえながら将来世代に過大な負担を先送りせず、持続可能な財政基盤を構築する取組として、平成24年10月に多くの議員の皆様の賛同を得て「龍ケ崎市財政運営の基本指針等に関する条例」を施行し、行政改革、財政健全化を推進してまいりました。
 また、この間、東日本大震災に直面した私達は、人と人との関係、絆の大切さを痛感しました。そして、大規模災害における共助の必要性はもとより、超高齢社会に向かう我が国においては、自助及び公助を補完する共助の仕組みの重要性を再認識する契機ともなりました。
 こうした教訓を踏まえるとともに、将来ビジョンを市民の皆様と共有し、共に目標に向かって進んでいくことの重要性を勘案し、多くの市民の皆様の参画を得て、当市の最上位計画「ふるさと龍ケ崎戦略プラン」を策定し、主要事業等を鋭意推進してまいりました。
 この結果、収支改善効果を生かして医療費助成の対象範囲を中学校卒業まで拡大できたこと、懸案であった小中学校の普通教室にエアコンを設置することも間もなく完了いたします。学童保育を含む待機児童ゼロの達成についても、道筋をつけることができました。
 さらに、地域力向上の取組においては、地区コミュニティセンターの活動範囲からなる中核的な地域コミュニティ活動がすでに7地区で始まり、複数の地区においても準備会等で検討が続けられているなど、着実に前進しております。
 これらは、この4年間の成果の一端でありますが、総じて言えば、1期目は、当市が再び輝きを取り戻すための新たな仕組みや制度づくりなどに日夜、邁進してきたということであります。
 さて、昨年12月の市長選挙においては、無投票で再選されるという身に余る結果となりました。このことは、1期目で構築した新たな仕組みや制度から大きな成果が得られるよう、その歩みを更に強めよという督励であると厳粛に受け止めております。改めて身の引き締まる思いでもありますが、2期目のスタートに当たり、今後4年間の地域経営において大切にしたい考え方をご説明申し上げます。
 まずは持続可能な地域経営とするための基礎を固め、それを地域の活性化、市民福祉の増進へとつなげ、次の世代が夢を持てる社会とするために全力で取り組んでまいりたいということです。そのため、行政改革や財政健全化を更に推進してまいります。
 次に、「無縁社会」と呼ばれる社会環境への対応策として、この龍ケ崎市に暮らすという「縁」により、お互に助け合い、地域を支え合う「支縁社会」とも呼べる社会環境へと改革するために全力で取り組んでまいりたいということです。そのためにも、市民の皆様と情報を共有し、対話と参加による信頼を基礎に、協働による地域経営を推進してまいります。
 次に、市政の基礎的な取組について、ご説明申し上げます。
 1つ目は、ただ今申し上げました、情報の共有、対話と参加による信頼を基礎とする地域経営ということであります。そのため、プロセスをより重視した市政運営としてまいります。
 こうした観点から、市民の皆様と直接、まちづくりについて語り合い、それを市政に反映させることを主眼とする「龍ケ崎市かたらい広場」の創設、すでに運用を始めております市民モニター制度や地域懇談会の充実などを通してより広聴機能を強化してまいります。
 2つ目は、事業の可視化や検証性の向上を図り、それを事業の改善や再構築にむすびつけていくということであります。これとともに、公共施設再編成に計画的に取り組んでまいります。これは、必要性の高い公共サービスの機能を確保しながら費用の抑制に資するものであることから、現世代の利益はもとより、10年後、20年後に一気にやってくる公共施設の更新への備えとなるもので、子供達や将来の市民に大きな負担を押し付けないという現世代の責務でもあります。公共サービス機能を勘案のうえ、次世代へ適切なカタチで公共施設を引き継ぐため、多機能化や複合化、管理運営手法などを含め、市民の皆様とともに計画づくりを推進し、少子高齢社会に適切に対応してまいります。
 こうした取組を通し、持続可能な地域経営の基礎固めを推進してまいります。
 3つ目は、危機管理の充実であります。
 防災資機材等の充実、初動対処能力の向上、さらには他地域への支援など、東日本大震災の教訓を踏まえた大規模自然災害への備えの強化はもとより、高病原性鳥インフルエンザ感染症への対策、さらには日常的な交通安全や防犯対策の充実を図るなど、危機事象への備えを強化し、地域の安全安心を向上してまいります。
 こうした観点から、危機管理・交通防犯部門を再編強化してまいりたいと考えています。
 次に、構想等を交えながら分野別に、考えの一端をご説明申し上げます。
 1つ目は、地域の活性化・産業の振興であります。
 暮らし方の提案等を含む龍ケ崎ブランド・龍ケ崎スタイルを構築してまいります。この取組の過程においては、まちの再発見、魅力の掘り起こしなどを通し、市民の郷土に対する自信や誇りを醸成することや、対外的な情報発信の強化、いわゆるシティセールス活動など様々な手法を用いて当市の認知度向上・イメージアップを図る取組みを並行して行い、定住人口や交流人口の増加を促進してまいります。
 さらに、関係機関との連携のもと、農産物のブランド化や6次産業化による地産地消の促進、道の駅の立地促進などを考えています。また、竜ヶ崎駅北地区の有効利用の促進に向けた引き続きの調査検討を進めるとともに、市街化区域における未利用地、とりわけ、まちの熟成が課題となっている龍ヶ岡地区の中街区においては、用途地域の変更なども視野に、都市再生機構所有の一団の土地の高度利用により地区の魅力向上を図り、それを定住促進に波及させることなど、賑わいの創出に努めてまいります。
 そして、当市の認知度の向上・イメージアップをはじめ、定住人口や交流人口の増加、産業振興などにも効果が期待される常磐線佐貫駅の改称については、当該効果の試算や機運などを見極めながら、龍ケ崎市誕生後60年来の課題解決に向けて調査検討を行ってまいりたいと考えています。
 2つ目は、高齢世代の生活環境の向上であります。
 急速な超高齢社会の進行を念頭に、地域団体やNPO法人等と連携を図り、住み慣れた地域で日常生活が送れるよう地域における支え合いの取組を促進するなど、行政と民間事業者、市民の皆様などが知恵を出し合い、工夫をこらしながら地域力を高めるなどで「支縁社会」づくりを推進してまいります。
 さらに、高齢者の孤立を防止し、生きがいをもった生活が送れるよう交流の促進や、豊かな知識経験を社会に還元して頂くとともに、それが生きがづくりともなるシルバー世代の人材活用策を推進してまいります。
 また、より身近な地域で介護サービスが受けられるよう特別養護老人ホームなどの整備を促進し、介護需要に適切に対応してまいります。
 3つ目は、子育て環境の向上であります。
 当市の特徴ともなっている保育園及び学童保育においては、従来にも増して家庭の事情等に耳を傾け、迅速な対応を図ってまいります。平成26年度には、保育園の待機児童ゼロに加え、学童保育においても対象年齢を小学校卒業まで拡大したうえで、待機児童ゼロを達成できるよう準備を進めます。そして、その継続に全力を挙げてまいります。
 さらに、子ども・子育て支援新制度への移行が予定される中、制度改正に適切に対応するための準備はもとより、当市における保育園の立地上の偏在や様々な就労環境などを勘案のうえ、よりきめ細やかに対応できるよう佐貫駅周辺において保育送迎ステーション事業の検討作業を推進してまいります。
 また、子育て世代のマイホーム取得や住み替え支援などについて、金融機関などと連携して制度づくりを推進してまいります。
 こうした取組により、子育て環境の質的な向上を図り、子育てと就労の両立を支援するとともに、子育て世代の定住を促進してまいります。
 4つ目は、教育環境の向上であります。
 学校教育においては、これまでも全ての小中学校の図書館に司書を配置することや、教育センターによるカウンセラーの養成、そして、当該カウンセラーの自発的な意思を尊重したかたちでのボランティア相談員を派遣するなど、魅力的な学校とするための独自の取組を行ってまいりました。
 こうした先進的な取組を継続するとともに、教育委員会と十分な協議のもと、より一層学力の向上を図るための取組を推進してまいります。
 さらに、中学生の広島平和祈念式典への派遣事業などを契機に、平和教育の充実についても推進してまいります。
 次に、生涯学習分野においては、文化・芸術・スポーツ活動を促進し、これらを生きがいづくり、健康づくりにつなげられるよう取り組んでまいります。こうした観点から、生涯学習部門を再編強化します。
 また、文化行政においては、まちの再発見、魅力の掘り起こしなどにも通じる祭礼や伝統行事、風習などを言わば「市民遺産」として認定し、保存継承するための制度創設とともに、市民の郷土に対する自信や誇りを醸成してまいります。
 5つ目は、公共サービス基盤の整備その他であります。
 市民の日常生活や経済活動の基盤となる道路については、維持管理はもとより、ネットワーク化の充実が重要と考えています。そのため、龍ケ崎市街地の外周道路網の完成や変則的な交差点の解消、佐貫市街地と牛久市方面や国道6号線方面とのアクセス性の向上など、市道網の整備について費用対効果を踏まえながら調査検討してまいります。
 次に、広域交通の南北軸として期待される県道美浦栄線バイパスについては、早期に県道八代庄兵衛新田線にアクセスさせること、及び首都圏中央連絡自動車道阿見東インターチェンジとのアクセス性向上を図るため、引き続き県に働きかけてまいります。
 次に、当市の貴重な資源である牛久沼については、その自然環境を保全しながら、より広域からの交流型の活用が期待されるところでありますが、まずは市民の皆様の憩いの場として牛久沼水辺公園の機能性を高めてまいります。これとともに、「うな丼発祥の地」の話題性や周辺の若柴地区の景観や民話などの資源を活用しながら散策ルートを設定することなどで、交流人口の増加を促進してまいります。
 次に、増加傾向にある空き家による生活環境の悪化などに適切に対応する観点から、相談窓口の一本化や庁内の連携を強化します。さらに、適切な指導を行うためには、その権限の根拠となる条例が必要となることから、いわゆる空き家条例の制定作業を推進してまいります。
 以上大きな分野別に、構想等を交えながら考えの一端をご説明申し上げましたが、いずれも当市の最上位計画「ふるさと龍ケ崎戦略プラン」の一環として推進しようとするものです。
 そして、当市が持つ大きな潜在力を呼び覚ますためには、個々の政策・事業の推進に加え、アイデンティティの確立が重要と考えています。一つ一つの事業の成果にアイデンティティの形成とが相まって「人が元気 まちも元気 自慢したくなるふるさと 龍ケ崎」が実現すると考えるからです。
 かくして、ここに住む人が自然と自慢したくなる、次の世代が希望を持って住み続ける「羨望のまち」、さらに、市外の方から新たな住まいの場所として「選ばれるまち」を目指したスタートの時としたいと考えています。
 そのためにも、行政が最大限の力を発揮し、市民福祉の増進及び市勢発展につなげることが必要です。私は、これからの4年間、引き続きその先頭に立って全力で地域経営に当たってまいる所存です。
 議員の皆様並びに市民の皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。

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