オミクロン株対応ワクチン接種について市民の方からよくいただくご質問と回答をまとめました。
※掲載内容は令和4年9月27日時点のものです。随時変更の可能性がありますことをご了承ください。
オミクロン株対応ワクチン接種Q&A
- オミクロン株対応ワクチンの接種にはどのような効果がありますか。
- どのような人が接種対象になりますか。
- 接種回数は何回ですか。
- 接種間隔はどれくらいですか。
- オミクロン株対応ワクチンはどのように接種すればいいですか。
- オミクロン株対応ワクチンにはどのような副反応がありますか。
- インフルエンザなどの他のワクチンと同時に接種できますか。
- 10月以降も従来株のワクチンを接種することはできますか。
- オミクロン株対応ワクチンはいつからどこで接種できるようになりますか。
- オミクロン株対応ワクチンを接種した後はどのワクチンを接種すればよいのですか。
オミクロン株対応ワクチンは、mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンの一つで、従来株とオミクロン株の両方に対応した「2価ワクチン」です。
従来株のワクチン接種と比較して、中和抗体価と中和抗体応答率が同等以上であることが確認され、重症化・感染・発症を予防する効果が期待されています。
また、異なる2種類の抗原(体内で免疫反応を誘導する物質)があることにより、誘導される免疫も、より多くの種類の新型コロナウイルスに反応するため、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いと期待されています。
従来株ワクチンの初回接種(1・2回目)を終えた12歳以上の全ての方が対象になります。
5歳以上11歳以下の方や新型コロナワクチンの接種回数が2回より少ない方は、オミクロン株対応ワクチンの接種対象ではありません。
12歳以上の方は、従来株ワクチンで2回目接種を行った後に、オミクロン株対応ワクチンによる追加接種が行われます。
なお、オミクロン株対応ワクチンについて、ファイザー社のワクチンは12歳以上、モデルナ社のワクチンも12歳以上※の方が接種対象となっています。
接種予約等の際にはご注意ください。
※モデルナ社製オミクロン株対応ワクチンの接種対象年齢が「12歳以上」に引き下げられました
これまでに接種した新型コロナワクチンの種類にかかわらず、3回目接種以降は、オミクロン株対応ワクチンを1回接種することとしています。
接種回数の数え方は、従来株ワクチンを接種した回数に続けて数えます。
前回の接種日から3か月以上※です。
※5か月から3か月に短縮されました
従来株ワクチンの接種状況等により、次のとおり接種時期が変わります。
従来株ワクチンの初回接種(1・2回目)が未接種の方
1・2回目については、従来株ワクチンでの接種になり、3回目をオミクロン株対応ワクチンで接種できます。
接種を希望される場合は、お早めに従来株ワクチンでの接種をご検討ください。
2回目の接種が完了している方
令和4年10月中旬以降、3回目の接種券がお手元にある方は、オミクロン株対応ワクチンが可能になります。
2回目接種完了から3か月以上経過していない方については、接種が可能となる時期に接種券を順次発送します。
3回目接種が完了している方
3回目接種完了から3か月以上経過した方は、令和4年10月中旬以降に接種が可能になります。
既に3回目接種完了から3か月以上経過している方については、令和4年10月に接種券を発送しました。
3回目接種完了から3か月以上経過していない方については、接種が可能となる時期に順次発送します。
4回目接種が完了している方
5回目をオミクロン株対応ワクチンで接種が可能となります。接種券は接種可能となる時期に順次発送します。
4回目の接種券をお持ちで、4回目を未接種の方
お手持ちの接種券を使って、4回目をオミクロン株対応ワクチンで接種が可能になります。
※オミクロン株対応ワクチンの接種対象に該当する方であれば、お手持ちの3回目または4回目接種用の接種券を使用して接種が可能となります。
※接種券を紛失した場合には、再発行できます。新型コロナワクチン対策課にご相談ください。
主な副反応として、注射した部分の痛み、頭痛、疲労、発熱等がありますが、現時点で重大な懸念は認められないとされています。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの接種の場合に限り、同時接種が可能です。
また、接種間隔を空ける必要がなくなり、次の日にしても問題ありません。
しかし、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。
互いに、片方のワクチンを受けてから2週間以上空けて接種してください。
現時点では、2回目の接種を終えた方は、3回目接種以降はオミクロン株対応ワクチンを1回接種することになります。
ただし、接種機会を迎えていても従来株ワクチンしか入手できない場合などは、従来株ワクチンによる接種が可能となります。
令和4年9月末から協力医療機関で接種を開始し、順次拡大しています。
詳細は「オミクロン株対応ワクチンの接種について」からご確認ください。
※ワクチンの供給・予約状況により、変更になる場合があります。
現時点では、1・2回目接種完了者は、3回目接種以降はオミクロン株対応ワクチン(BA.1、BA.4-5に関わらず)を1回接種することとしています。その後のワクチン接種については、今後、科学的知見等の収集に努める中で検討することになります。
厚生労働省: