「ことば」について
言霊(ことだま)という言葉があるように昔の人は、「言葉には魂が宿る」と言い、よい言葉を発するとよいことが起こり、悪い言葉を発すると悪いことが起こるということを信じていました。
最近、脳の研究者が、これを裏付けるような内容を示しています。それによると、「発した言葉」は、言語中枢の「左の脳」で理解され、その情報は、イメージ脳の右脳に伝えられ、そのイメージが脳の深い部分に伝わり、私たちの脳は、その言葉と同じ内容を実現してしまうのだそうです。なるほど、これを知ると、前向きで楽天的な人が成功しているのも理解できます。
そうであるならば、子どもたちのみならず、私たち大人も、話す言葉を選んでいきたいものです。他人の否定や不平・不満ではなく、人のよいところを褒め、前向きな言葉や感謝を言葉にすることで、自分や子どもたち、周りの人たちがさらに幸せになっていくように思います。
城西中学校が、よい言葉があふれる、幸せな生徒でいっぱいの学校になってほしいと思います。
明るいことば
脳は言葉を現実にする