流経大と連携した市民大学講座を開催しました

令和5年1月31日から2月14日にかけて、毎週火曜日に3週連続で「市民大学講座」を開催しました。
この事業は、本市と流通経済大学で結んでいる「龍・流連携協定」の一環で開催した事業です。

市内にお住まいで健康に興味がある60歳以上の方々を対象とした今回の講座。
感染症対策を講じた上で、より密度の高い講座とするために、参加人数を限定した形で20名の方にご参加いただきました。

講座の会場は、流通経済大学龍ケ崎キャンパススポーツ健康センター。
普段はなかなか入る機会がない施設ということもあり、充実した設備に参加された皆さんは興味津々の様子でした。

はじめに、参加者の現在の運動能力測定や普段摂っている食事を把握し、現状のチェックを行いました。
運動能力測定では、高さの異なる台に座り、立ちあがれるかや握力などの基礎体力を確認。
自身の現状を踏まえたうえで、講義では適正なBMIや年代別で必要な栄養素について学びました。

食事の指導では、自身の普段の食事を点数化し、不足している栄養素を見える化しました。
その後、どのような食材や料理で不足している栄養素を補えるか、参加者それぞれが日々工夫することで食生活改善に繋げられるよう、膳法先生がアドバイス。
参加者の皆さんからは、「足らない栄養素が分かった」といった受講後の日々の食生活改善に役立つ講座であったとの声をいただきました。

1月31日（火曜日）・膳法 亜沙子スポーツ健康科学部准教授

第2回は講義と簡単なトレーニングを行いました。
年齢による筋力低下に関する内容をお話しいただくと共に、実際にその場で、家で出来る老化予防に繋がる筋力トレーニングやストレッチを実践。

講義の中では、「上り坂を歩くより下り坂を歩いた方が健康増進の効果が大きい」という説明に、参加者が驚く様子も。
質疑応答の時間では、参加者から積極的に質問もあり、先生からは、それぞれに見合った手軽な筋力トレーニングをレクチャーいただきました。

吉川先生の講義では、データに基づく説明が行われたあとに、体を動かして実践することで、より理解度が高まっていた様子でした。

2月7日(火曜日）・吉川 徹スポーツ健康科学部准教授

最終回は、ボールやラダーを用いて、異なる動きの指示に合わせて行う脳トレ運動を行いました。

実際に参加してみると思うように体を動かせないこともあったり、考えながら体を動かすことの難しさを感じる回となりました。
グループワークでコミュニケーションをとりながら行い、楽しく、あっという間の1時間半となりました。

2月14日（火曜日）・坂本 充スポーツ健康科学部教授

各回とも、それぞれの先生方から専門的な知識を学び、自宅でも日々実践できる内容もたくさんあり、実りのある講座となりました。

最終回終了後に実施した参加者アンケートでは、「講座の回数を増やしてほしい」、「次回もこのような講座があれば参加したい」という意見もあり、満足度の高い市民大学講座となりました。

本市では今後も流通経済大学と連携し、市民の皆様の健康維持などにつながる各種講座を開催していきます。

健康に気を付けた方が良いと思っているけど何をやってみたら良いのだろうか？
体のために、具体的にどのようなことをしたら良いのか知りたい。

日々の健康維持に役立つ知識を流通経済大学の先生方から学べる市民大学講座を開催します。
会場は流通経済大学スポーツ健康センター

この機会に大学生が学ぶ場所で、健康について学んでみませんか？

市内在住で、健康に興味がある60歳以上の方

20名（先着順）

無料

講座内容：サスティナブルな食の改善～無理なく体重コントロールしよう～
講師：膳法 亜沙子（スポーツ健康科学部 准教授）

講座内容：健康長寿のための知識と実践～スポーツ健康科学の観点から～
講師：吉川 徹（スポーツ健康科学部 准教授）

講座内容 「脳トレをしながら運動不足解消」-ラダーとボールを用いて-
講師：坂本 充（スポーツ健康科学部 教授）

午前10時45分から午後0時15分まで

流通経済大学龍ケ崎キャンパススポーツ健康センター
1階救命トレーナー実習室（住所：龍ケ崎市120番地）

令和5年1月18日（水曜日）午前9時から1月27日（金曜日）午後5時まで
※定員となりましたので、受付を終了しました。

• 室内用運動靴
• 飲み物
• 動きやすい服装

• 全3回参加を基本とします
• 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、内容の変更や中止にする場合があります。
  あらかじめ、ご了承ください。