市役所では様々なオシゴトがあります。
事務仕事のみではなく、実はいろいろな分野の仕事がある市役所。
先輩職員にインタビューを行ったので、ぜひご覧ください!
道路整備課:豊崎さん(入庁5年目/土木職)
龍ケ崎市役所を選んだ理由は?
職員になる前に、龍ケ崎市役所で就業体験を行いました。
その経験から、施工業者・関係機関等と連携・調整を図りながら、発注者という立場で地域に求められるものを作りたいと強く感じるようになりました。
大学で学んだ土木工学を活かし、より良いまちづくりに貢献したいと思い土木職を志望しました。
現在、担当している仕事は?
主に道路・橋の維持修繕、新設、拡幅工事です。
道路工事に関しては、傷んだ道路の舗装補修設計や、雨水対策のために排水溝を布設する工事設計、施工管理、書類照査を行っています。
また、日常的にパトロールを行い、皆さんが安心して利用できる道路を目指しています。
橋では、点検・修繕業務の設計や発注を行い、市全体の橋梁を管理しています。
他にも、用地買収や新規事業検討などの業務もあります。
現場で調整のための打合せ中
これまでの仕事の中で、一番印象に残っていることは?
市役所の土木職は、市民の方や工事を委託する業者、関係機関など、市役所以外の方と関わる機会が多くあります。
特に市民の方に対して、時には言い難いことを言わなければならなかったりすることもあり、最初は苦労しました。
専門用語を使用せずに分かりやすい説明を行うなど、信頼してもらうために工夫を重ねました。
完成後に「良くなったよ!ありがとう!」と感謝の言葉をいただいたときは、市民の方々の生活を支えることができたと感じ、今でも印象に残っています。
市職員の魅力とは?
地図や形に残る仕事ができることは土木職の最大の魅力です。
最初の設計どおりに工事が完成しないこともあるので、現場状況に応じて設計を変更する知識と柔軟性が必要です。
問題が発生した際、工事業者やコンサル会社などの関係者と協力して解決し、より良い現場を作り上げることに大きなやりがいを感じます。
だからこそ完成した時には今まで携わってきた方たちへの感謝の気持ちや達成感でいっぱいです。
龍ケ崎市は田園・森林エリア・ニュータウン地域・工業団地など様々なフィールドがあるので、色々な工事の経験ができるのが魅力です。
施工後の高さや幅を測って写真に納めてます
仕事とプライベートのワークライフバランスは?
何かあれば相談できる上司や先輩がたくさんおり、職場の雰囲気はとてもよく、風通しの良い環境となっています。
若手から中堅まで業務だけでなく、プライベートな相談や工事への意見の交換のできる働きやすい職場です。
事故や災害が発生した際は、休みの日でも出勤して対応することがありますが、基本的には土日祝が休みです。また、休暇制度や福利厚生も充実しており、休暇も計画的にとることができるためワークライフバランスはとてもいいです。
民間企業と市役所の違いは?
土木において民間と公務員(行政)の違いは、一つの構造物(現場)に関わる機会の違いと言えます。
行政は、発注者という立場で、自らが立案し、その後は計画・設計・施工・維持管理と一貫して、ライフサイクル全般に携わります。
対して、民間では受注者として、それぞれの企業が得意とする分野、計画・設計であればコンサルタント会社、施工であれば建設会社が部分的に関わっています。
土木職というと現場作業のようなイメージがあるかと思いますが、法律等の調査・設計計算のチェック・図面書き・工事費積算・議事録や説明資料の作成などのデスクワークや、これらを基に上司と議論をしていることなどが多いです。
ある1日のスケジュール
- 午前8時30分:出勤
- 午前9時00分:Web会議<業務委託先の業者の方と打合せ>
- 午前10時00分:現地確認<工事要望箇所の確認、調査>
- 午前10時30分:現場確認<橋りょうの施工現場の現地確認・立合い・指示>
- 正午:昼休憩
- 午後1時00分:現場確認<道路工事現場の施工状況等の確認・立会い・指示>
- 午後2時00分:工事発注事務<新規発注道路整備工事の設計・積算>
- 午後3時30分:地元説明<道路舗装工事に係る近隣住民への説明・挨拶回り>
- 午後4時30分:打合せ<工事に近接する県道管理者との打合せ・申請書類の提出>
- 午後5時15分:退庁
市役所のオシゴト紹介は、更新していきます!
先輩職員の仕事内容の紹介ページは、今後も随時更新していきます。お楽しみに!
市広報紙でも他の職員の「オシゴト」を紹介しています!
市広報紙「りゅうほー5月前半号」にも、他の職員の仕事内容などの紹介記事を掲載しています。
ぜひ、ご覧ください。