ガンの教育講演会の様子
講演のスライドの一部
がんを経験した芸能人
今、文部科学省の指導により、小学校から高校までの12年の教育課程の中で、がんの教育を行うようになっています。
「がん」という病気は、日本人の2人に1人が罹り、3人に1人が亡くなるという、国民病ともいえる病気です。
本校では、「健康と命の大切さ」をテーマに、茨城がん体験談スピーカーバンク代表 志賀俊彦 氏をお招きし、ご自分のがんの体験について講演していただきました。志賀さんは、27歳の時にステージ4の肝臓がんを患ったそうです。肝臓のほとんどががんに侵されてしまうという、その壮絶な体験の中で実感した「生きることのすばらしさ」や「健康の大切さ」について話をしてくださいました。
がんに罹っても、決してあきらめないこと、がんに罹った人に対しては、励まさずとも、ただ寄り添っているだけで大きな勇気となることなど、とても貴重な話をいただきました。子供たちのこれからの人生のなかでは、この病気に触れることは、ほぼ確実といえるでしょう。そんな時に、この講演の内容が少しでも力になればと思います。