社会に貢献しようと自主的に活動する市民活動団体に対して、活動経費の一部を補助する「市民活動サポート補助金」の令和5年度の事業実施状況を報告します。
補助金制度の詳細や申請方法などは「市民活動サポート補助金」をご確認ください。
歴史的建造物の調査、活用、発信による まちなか再生
- 団体名:まちなか再生を考える会
- 事業実施期間:令和5年6月1日から令和6年3月29日まで
- 補助金の額:100,000円(補助上限額)
(補助対象経費167,623円/補助率90%)
事業等の内容
中嶋邸(上町)や川北邸(横町)、旧小野瀬邸(上町)など、市内の歴史的建造物を調査・研究し、発表しました。また、歴史的建造物を活用したイベントを開催し、市民をはじめとする多くの方にまちなかの魅力を知ってもらい、市民がまちへの誇りや愛着を持つきっかけづくりとすることができました。(開催したイベント等は次のとおり)
- 令和5年6月4日(日曜日):中嶋邸「お香の会」
- 令和5年6月16日(金曜日):建築専門家5名による中嶋邸・川北邸・旧小野瀬邸などの調査・所見集作成
- 令和5年10月8日(日曜日):中嶋邸「イングランドの田園を巡って」
- 令和5年11月10日(金曜日)・19日(日曜日):川北邸「見学会」
- 令和5年12月10日(日曜日):上町会館「郷土に因む日本草分けの女性詩人たち〈英 美子〉と〈沢 ゆき〉」
- 令和6年1月28日(日曜日):中嶋邸「お茶と椿を楽しむ会」
団体からのコメント
龍ケ崎の魅力の大きな一面である、まちなかの魅力を市民に気づいてもらい、わがまちへの誇りと愛着を醸成しました。また。市内4つの地域のつなぎ目としての交流を果たしました。
「on the MUSIC」の活動スタートに向けた準備
- 団体名:on the MUSIC
- 事業実施期間:令和6年1月21日から2月18日まで
- 補助金の額:100,000円(補助上限額)
(補助対象経費139,811円/補助率90%)
事業等の内容
プロの演奏家による上質な演奏を、龍ケ崎市民をはじめとした多くの方々に聴いてもらう機会をつくることを目的に、クラッシック音楽を身近に感じることができるコンサートを「りゅうがさき市民活動フェア」にて開催し、龍ケ崎市の文化・芸術の振興を図りました。
- イベント実施日:令和6年2月18日(日曜日)
- イベント実施場所:サプラスクエアサプラ
団体からのコメント
敷居が高いと思われやすいクラッシック音楽のイメージを和らげるとともに、コアなファン以外にも多くの人々が「本物の音楽」に触れられる機会となりました。来場者の皆さんに笑顔で聴いてもらい、一緒に合唱・拍手などをし、一体感が持てました。
龍ケ崎竹灯籠アート「籠KOMORU」2023
- 団体名:龍ケ崎機関車推進協議会
- 事業実施期間:令和5年6月7日から令和5年8月10日まで
- 補助金の額:300,000円(補助上限額)
(補助対象経費451,144円/補助率90%)
事業等の内容
新町の石蔵館広場に竹灯籠4,000本と細工竹灯籠30本を飾り付け、龍ケ崎を宝珠の里としてアート表現を行うほか、プロジェクションマッピングによる演出を実施しました。
また、本事業への準備・運営に対してボランティアを募り、参加ボランティア同士のコミュニケーションを図ることで、市民の繋がりや若者の交流に寄与しました。
- イベント実施日:令和5年7月21日(金曜日)から7月23日(日曜日)まで
- イベント実施場所:石蔵館(新町)
団体からのコメント
竹灯籠アートへの来場者数は、イベント終了間際でカウンターが故障したため実測できませんでしたが、3日目の途中までで8,039人であり、その後も多くの方が来場していたので1万人以上が来場したと推測されます。竹灯籠を見に龍ケ崎へ来たとの声もあり、本イベントの認知度が上がったと感じました。
また、準備作業へのボランティア参加者数は209人(うち高校生は148人)となり、市民と学生とのコミュニケーションに大変寄与できました。
ど根性ひまわりを育てて、東日本大震災の被災地を応援しよう
- 団体名:ど根性ひまわりの会
- 事業実施期間:令和5年6月20日から令和6年3月19日まで
- 補助金の額:224,000円
(補助対象経費249,461円/補助率90%)
事業等の内容
ど根性ひまわりの栽培を市内小・中学校や市民に呼びかけ、市内各地で育ったひまわりを撮影し、写真展を開催しました。
また、写真集を作成し、参加者に配布及び市内各コミュニティセンターへ掲出するとともに、被災地等へ送付し、市民の被災地の復興への応援の思いを被災地へ届けました。
- 写真展開催期間:令和6年1月16日(火曜日)から1月22日(月曜日)まで
- 開催場所:サプラスクエアサプラ
団体からのコメント
ど根性ひまわりの栽培を通して、市民のみなさんの被災地支援の気持ちを高めることができました。また、写真展へ多くの応募者があり、活動の中で市民の方々と防災について話す機会があり、防災意識の高まりが感じられました。
竹内農場西洋館竣工100周年記念式典&交流会
- 団体名:NPO法人龍ケ崎の価値ある建造物を保存する市民の会
- 事業実施期間:令和5年7月1日から11月15日まで
- 補助金の額:267,000円
(補助対象経費297,035円/補助率90%)
事業等の内容
大正9年(1920年)に竣工した竹内農場西洋館の竣工100周年記念式典を開催し、竹内明太郎の親族である竹内在氏やコマツ執行役員・栗津工場長の保川高司氏をはじめとした4名を来賓として迎え、祝典アンサンブル(演奏)や西洋館の見学(研究員によるガイド付き)、来賓者・参加者との交流会を行いました。
また、龍ケ崎市に残された貴重な文化財の保存・活用方法について話し合う機会となりました。
- イベント実施日:令和5年10月21日(土曜日)
- 開催場所:旧竹内農場赤レンガ西洋館、長山コミュニティセンター
団体からのコメント
イベントへの参加者数は関係者を含めて約50名となり、103年前に竣工した竹内農場西洋館に思いを馳せることができました。貴重な文化財を今後どのように保存・活用していくかを考える機会づくりとなりました。
プレーパーク(冒険遊び場)事業
- 団体名:たつのこプレーパーク遊んじゃ王
- 事業実施期間:令和5年6月23日から令和6年3月31日まで
- 補助金の額:82,000円
(補助対象経費92,027円/補助率90%)
事業等の内容
龍ヶ岡公園を会場として、子どもたちが自己責任のもとで自由に遊べる事業(プレーパーク)を開催し、自然の素材・廃材を使用した工作や自然と触れ合う遊びの場を提供しました。
また、令和6年2月17日・18日に開催した「りゅうがさき市民活動フェア」にてパネル展示での参加や、令和6年3月31日に開催した「ようこそ!にぎわいわい商店街」に出店し、事業のPRを行いました。
- プレーパーク実施日:令和5年6月25日(日曜日)、令和5年9月24日(日曜日)、令和5年11月26日(日曜日)、令和6年2月25日(日曜日)
- 開催場所:龍ヶ岡公園
団体からのコメント
遊びを通して、次世代を担う子どもたちの自主性や冒険心を育み、生き生きと成長できる一助となるほか、また参加者同士のコミュニティづくりにもつなげることができました。