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金竜寺のお話

更新日:2018年3月1日

若柴町の金竜寺には、昔話が2話残されています。

わら干し観音(わらぼしかんのん)

新田義貞(にったよしさだ)が敵に追われてこの地まで来たとき、農家の娘がわらを干していました。
見ると、その娘がしきりに義貞を招くので、追われている彼はこれ幸いと、娘の干しているわらの中に身をひそめました。
追補(ついほ)の敵兵はそこに義貞が隠れているとは知らずに通り過ぎて行きました。
義貞がもう大丈夫とわらの中から首を出してそっとのぞくと、そこにいたはずの娘の姿がありません。すでに煙のように消え失せていたのです。
危ないところを救われた義貞は「これぞかぶとの中に入れておいた観音像の守護によるもの」として、金竜寺にその像を納め、厚くまつりました。
これが「わら干し観音」の由来です。

牛になった小坊主(こぼうず)

食って寝てばかりいると人は牛になると言われていますね。
金竜寺のあるなまけ者の小坊主は、毎日の勤行(ごんぎょう)を怠ってゴロゴロ寝てばかり。
とうとう小坊主は本当に牛になってしまいました。
初めて恥を知った小坊主は、沼に入水(じゅすい)しようと決心して岸へ向かいました。
しかし寺の住職は小坊主に同情し入水を止めようとして、水の中に入る牛のしっぽを握り引き戻そうとしました。
ところが、しっぽはぶっつりと切れてしまったのです。
牛はそのまま水底に沈んでしまいました。
がっかりした住職は、手に残されたしっぽで払子(ほっす)を作りました。
その払子は、今も寺宝として保管されています。
牛になった小坊主が入ろうとした沼が牛久沼です。実はこの伝説から「牛食う沼」→「牛久沼」となったという説があります。
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