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「龍ケ崎市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました

更新日:2025年2月27日

龍ケ崎市は、令和7年2月27日開会の令和7年第1回市議会定例会の冒頭において、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとすることを目指す「龍ケ崎市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

表明に係る背景及び目的

2024年の世界及び日本の平均気温が観測史上最高を記録するなど、地球温暖化に起因する気候変動問題が顕在化しています。
本市においても、牛久沼や小貝川などの流域を抱えていることから、気候変動による気象災害が極めて深刻な脅威となっており、2023年6月に発生した牛久沼越水被害は記憶に新しいところです。
このまま気温が上昇すれば、影響は更に深刻化するため、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出削減に取り組むことが世界全体及び国内における喫緊の課題となっています。

2015年に合意されたパリ協定では、「産業革命前からの平均気温の上昇幅を2℃より十分下回るものに抑えるとともに、1.5℃に抑える努力を追求する」ことが世界共通の目標とされました。
また、2018年に公表されたIPCC(気候変動に関する政府間パネル)による特別報告書では、気温上昇を1.5℃に抑えるためには、2030年までに二酸化炭素排出量を2010年比で約45%削減、2050年前後には実質ゼロにする必要があるとされています。

このような中、2020年に国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち「2050年カーボンニュートラル」の実現を目指すことを宣言しました。
さらに、2021年には、2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%削減することを目指し、更に50%の高みに向けて挑戦することが表明されました。

このような流れを受けて本市では、2024年10月に「龍ケ崎市第2次環境基本計画」の一部見直しを行い、2050年カーボンニュートラルを見据えた形で、2030年度までの温室効果ガス削減目標を定めました。
同計画では、本市の将来の環境像を「かけがえのない自然を未来へ 人や地球にやさしい環境のまち 龍ケ崎」としています。
これは、将来の世代が自然の恵みを受け続け、良好な生活環境や地球環境のもとで暮らしていける、持続可能な社会を目指すものです。

このことから、本市は、市民、地域及び事業者とともに、地球温暖化がもたらす気候変動が私たちの暮らしを脅かすものとなっている危機感を共有し、先人が残してくれた豊かな環境を次世代に引き継ぐため、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとすることを目指す決意の証として、「龍ケ崎市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。

宣言文

ゼロカーボンシティとは

環境省では、「2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表した地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。

二酸化炭素排出量実質ゼロ:二酸化炭素などの温室効果ガスの人為的な発生源による排出量と、森林等の吸収源による除去量との間の均衡を達成すること。

地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況(環境省ホームページ)(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

ゼロカーボンシティの実現に向けた主な取り組み

  • 公共施設における太陽光発電システムの導入促進
  • 公共施設のZEB化(ZEB Oriented 相当以上)の促進
  • 住宅における省エネ化と再生可能エネルギー及び自立・分散型エネルギーの導入促進に向けた支援
  • 事業活動における省エネ化及び再生可能エネルギーの導入促進に向けた取組支援
  • 本市域における再生可能エネルギー導入目標、温室効果ガス削減目標等を定めるとともに、それらの実現に向けた政策・施策を定める「龍ケ崎市地球温暖化対策実行計画(区域施策編)」の改定

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お問い合わせ

都市整備部 生活環境課

〒301-8611 茨城県龍ケ崎市3710番地

電話:0297-64-1111

ファクス:0297-60-1588

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