12月の学校生活

　始めて担任をもつ2年目の若手教員の道徳を参観しました。「夕暮れ時の避難」という教材を使い、「大雨が降ったとき、避難するか家に残るか」について議論し合い、考えを交流していました。命の大切さや災害から命を守るため判断について考える素晴らしい授業でした。

　スマホやネットを利用する上で、子どもたちが自分で情報を適正に判断し、活用する力を身につけることを目的として、NTTドコモの山川智也様を講師に、リモートによる講演会を開催しました。
生徒たちは、情報を活用する際の、自分自身の行動にともなうリスクを意識し、リスクへの向き合い方と対処方法について、ワークをしながら学びました。

　市教育センター学校教育相談員の黒澤 智先生をお迎えして、若手研修を行いました。授業を参観いただき、その後、指導をいただきました。

流通経済大学スポーツ健康科学部教授の稲垣先生と、学生さん約40名をお招きし、2年生で救急救命講習会を行いました。生徒たちは、「助かる命を救う大切さと勇気」の重要性について知り、学生の皆さんから胸骨圧迫とAEDを教えていただきながら体験しました。
この講習会は、龍流連携事業として実施しました。

次の生徒会役員選挙が近づいている中、現生徒会役員たちが残りの任期で何ができるかを考えました。昨日の清掃活動に続き、本日から一週間あいさつ運動を行うことにしました。登校してくる生徒たちに笑顔で挨拶をし、さわやかな朝を迎えています。

　午後に授業の様子を見に行きました。2年生の英語では、今日の学習内容やポイントを黒板やモニターに示し教え、協力しあって会話を行っていました。同じく2年生の社会科では、東北地方についてグループで調べたことを発表し共有していました。3年生の数学では、「円周角の大きさと弧の長さ」について、前半に学んだ内容の難易度の高い補充問題を、個人や友人、グループで解いていました。どのクラスも学ぶ姿勢が素晴らしかったです。

各学年の国語で「伝え方を考える（1年）」、「表現を考える（2年）」の学習を行うことから、茨城新聞社より3名をお招きして授業を行っていただきました。1年生では、新聞記事をもとに文章の構成について学び、「見出し」を考える体験をしました。2年生では、「要約する力を高めよう」というテーマで、文章を短い文で分かりやすく読みたくなるように要約するポイントを教えていただきました。実際に120字～150字に要約する活動を行い、友達と要約した文を見合い検討しました。
　生徒たちは、新聞記事を通して、伝え方や伝える楽しさを学ぶことができました。

秋から冬に向かう今の時期は、枯れ葉が増える時期です。学校脇の遊歩道は、誰も掃くことがなく、かなり増えてきたことから、生徒会の皆さんが掃いてくれました。ご苦労様でした。