10月の学校生活

　１年生が図工の時間に取り組んでいるのは「木となかよし」という題材です。これは、画用紙の中央に紙を貼って大きな木の幹を作り、そこに折り紙を切って貼ったり、色を塗ったりしながら枝を広げ、夢いっぱいの木を作り上げるというものです。木の上で楽しく遊ぶことを想像しながら作品を仕上げていくので、枝には紙に描いた自分や友達の姿や、木に登るためのはしごやロープなども貼り付けられています。子供たちは友達とお互いの作品を見合ったりしながら、楽しそうに制作していました。

　4年生が取り組んでいる絵画の題材は、水彩による自画像です。学習者用端末で撮影した自分の写真を参考にしながら、鉛筆で下絵を描き、絵の具で彩色していきます。今は、ほとんどの子供たちが下絵を描き終えて、彩色に入っています。絵の具は、陰影に注意しながら、明るいところから薄く塗り始め、少しずつ色を重ねていきます。子供たちは、写真を確認しながらゆっくりと塗り進めていました。

　今日の３年生の算数は、数量の倍関係についての学習でした。容量の異なる、ａ（ペットボトル）、b（バケツ）、ｃ（水槽）という３つの容器を例にして、ａ×ｂ×ｃと順に計算して倍関係を求める方法だけではなく、ｂ×ｃを先に計算する方法があることを学びました。子供たちは、グループで話し合ったり、友達の発表を聞いたりしながら、２つの考え方があることやそれぞれの考え方の特徴について理解を深めていました。

　今日の昼休みに、6年生の児童6名に表彰簿をお渡ししました。担任の先生が書いてくれた表彰の内容も、友達に対する優しい気配りや、係・当番活動における責任ある取り組み、模範となる学習態度や龍の子紅白大合戦での活躍など、最高学年である6年生にふさわしいものばかりでした。これからも龍ケ崎小学校のリーダーとして大いに活躍してくれることを期待しています。

　今日、龍ケ崎小学校の運動会である「龍の子紅白大合戦」が行われました。子供たちは、これまで練習したことや、準備してきたことを生かしながら、自分たちの学年の競技や担当する係の仕事に一生懸命取り組んでいました。また、友達同士が協力し合ったり、大きな声で仲間を応援したりする様子も多く見られ、互いの絆を深めるよい機会ともなりました。保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、最後まで子供たちに温かい応援をいただきありがとうございました。

　今日は、午後から、来年度入学予定の園児を対象とした就学時健康診断が行われました。体育館に集まった園児たちは、はじめにお家の方と一緒に、内科や歯科の検診を受けました、その後は、本校職員の引率のもと、校舎内を回りながら、視力、聴力などの検査を受けました。園児は、はじめての学校で、はじめての先生と一緒に検査を受けるということで、ちょっと緊張した様子も見られましたが、話をよく聞きながら滞りなく検査を終えることができました。4月の入学式まであと半年。今日検診を受けた皆さんが、元気に龍ケ崎小学校に入学することを楽しみにしています。

　今日の1～3校時を使って、龍の子紅白大合戦に向けた予行練習が行われました。プログラム通りの順で、セレモニーや競技が行われ、係の子供たちも本番同様の流れで動きを確認しました。早くも冬の到来を感じさせるような寒空の下でしたが、子供たちは歓声を上げながら楽しそうに競技に取り組んでいました。今日の予行で明らかになった課題を修正し、より良い形で本番を迎えたいと思います。

「龍の子紅白大合戦」で3・4年生が挑戦する団体種目の名前は「台風の目」です。これは3～4人のチームが1本を棒につかまり、カラーコーンの周りを回りながらコースを走り、次のチームへ棒をつないでいくというリレー種目です。本番を来週に控え、今日は実際に競技を行いながら入場から退場までの動きを確認しました。スタートの合図とともに、各組の第1走者が力強くスタートして競技が始まると、同じ組のチームを応援する子供たちの声が、グランドに大きく響いていました。

　秋本番を迎え、各学年の図工の授業では、子供たちが絵画の制作に取り組んでいます。5年生の課題は「静物画」です。モチーフは自分のランドセル。学習者用端末を使って撮影した写真なども参考しながら、ランドセルの形や質感をとらえ、陰影や光の表現に注意しながら作品を仕上げていきます。今日は、多くの子供たちが、鉛筆による下書きを進めていましたが、少しづつ彩色にうつる子供たちも出てきました。愛着のあるランドセルがどんな水彩画となって描かれるのか。できあがりが楽しみですね。

　今日の1校時、龍の子紅白大合戦に向けた全体練習が行われました。第1回目の全体練習ということもあり、はじめに担当の先生から練習の流れや心構えについてお話がありました。今日の練習は、開閉会式の動きの確認や準備体操といったものが中心でした。1校時で曇り空ということもあり、ちょっと肌寒さが感じられる中での練習でしたが、リーダーの6年生の動きをよく見ながら、どの学年も意欲的に練習に参加していました。

　今日から後期の学校生活がスタートしました。1年生は、1時間目に始業式を終え、2時間目の生活科の時間には、外に出て虫取りを行いました。子供たちは、捕虫網と虫かごをもって、校庭の周りの草むらに入って、虫を探しました。運動会前で校庭の草が刈られていたこともあり、捕まえた虫の数もちょっと少なめでしたが、それでもバッタ、コオロギ、テントウムシなどの昆虫を捕まえることができました。今週いっぱい、みんなでお世話をしながら、虫たちの様子を観察する予定です。

　今日の5校時に、前期の終業式が行われました。式の中では代表児童による作文発表があり、1年生と4年生の代表児童が前期の反省を発表しました。また、前期の間にたくさんの本を読んだ児童に対する表彰も行われました。1年間の学校生活も、折り返し点にさしかかり、来週の火曜日からは、後期の学校生活がスタートします。前期の成果や課題をしっかりと振り返り、学年後半の学校生活に生かしてほしいと思います。

　1年生は、生活科の学習で昆虫の飼育を行います。今日は、図書室の本を使い、虫の飼い方について調べ学習を行いました。ダンゴムシ、バッタ、コオロギ、カマキリなど自分が飼おうと思う昆虫について、どんな虫なのか、どのようにお世話をすればよいかといったことを、本で調べ、ワークシートにまとめました。来週は、いよいよ校庭で虫取りを行います。どんな虫が見つかるか楽しみですね。

　運動会本番まで残り2週間余りとなりました。新たな名称も「龍の子紅白大合戦」に決まり、練習や準備も本格化してきました。今日は、2回目の係打ち合わせが行われ、準備係や審判係、出発係といった係は、実際にグラウンドに出て細かな動きを確認しました。スムーズな運営のためには、係を務める高学年の皆さんの活躍がとても大切です。しっかりと準備をして本番に臨んでほしいと思います。

　4年生の理科では、地面の土の粒の大きさによって水のしみこむ速さが違うことや、水が高いところから低いところへ流れる性質があることを学習し、雨水の行方は地面の様子と深く関係していることを学んでいます。今日は、前の時間に校庭で観察したことを振り返りながら、土の粒の大きさによって水のしみこむ速さに違いがあることを、実験で確かめました。近年多く発生している自然災害とも関連の深い単元ですので、生活と関連させながら、実践的知識として身につけていってほしいと思います。

　5年生が、さしま少年自然の家で、龍ケ崎西小学校との合同宿泊学習を行いました。2日間、天候にも恵まれ、予定していた活動も全て行うことができました。子供たちにとっては、同級生との共同生活や龍ケ崎西小学校の5年生との交流など、貴重な体験の機会となりました。保護者の皆様には、実施に向けた準備や当時の送迎など、ご協力をいただきありがとうございました。

　今日の5・6時間目の家庭科の時間に、6年生が調理実習を行いました。今回のメニューは、「野菜のベーコン巻き」と「ベーコンポテト」の2品。子供たちは、ジャガイモやにんじん、たまねぎなどを適当な大きさに切ったり、えのきをベーコンで巻いたりと、協力しながら丁寧に準備を進めていました。班ごとに調理を進め、できあがった班から、さっそく試食に入りました。「おいしい！」という声に混じって「ちょっとかたい？」といった声も聞こえてきました。子供たちには、今日のレシピを、ぜひお家でも再現してほしいと思います。

　6年生では、ICTサポーターの先生に講師を務めていただき、SNS使うとき、どのようなことに注意すればよいかを学習しました。授業では、映像を見たりお話を聞いたりしながら、インターネット上に公開された書き込みや画像、個人情報といったものは、投稿者自身が削除したとしても、第三者による複製や拡散によって半永久的に残っていく危険性があることや、SNSを使う際の具体的な注意点について理解を深めました。子供たちには、インターネットを通じたトラブルに巻き込まれることのないよう、今日学んだことを、生活の中に生かしていってほしいと思います。