予防接種要注意者紹介制度について

「予防接種要注意者紹介制度」は、予防接種法に基づく定期予防接種において、予防接種を受ける際に注意を要すると医師が判断した方を、必要に応じて専門的な医療機関へ紹介することによって、より安全な予防接種の実施を図ることを目的としています。

定期予防接種を受けるにあたって、次のような場合に、医師（かかりつけ医等）とあらかじめよく相談する必要のある方です。

1. 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患および発育障がい等で治療を受けている場合
2. 予防接種後2日以内に発熱や全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を起こしたことがある場合
3. 過去にけいれんを起こしたことがある場合
4. 過去に免疫不全の診断がされている、または近親者に先天性免疫不全症の方がいる場合
5. 接種しようとする接種液の成分に対してアレルギーを起こすおそれがある場合
6. ラテックス過敏症がある場合
7. BCG予防接種においては、家族等に結核患者がいて長期に接触があった場合、もしくは過去に結核に感染している疑いがある場合
8. ロタウイルス感染症の予防接種においては、活動性胃腸疾患や下痢等の胃腸障がいがある場合
9. 上記以外に医学的な理由で接種の判断が困難であるとされた場合

1. かかりつけの医師に予防接種についてご相談ください。
2. 予防接種要注意者と判断された場合に、かかりつけの医師が、受け入れ医療機関（下記参照）あてに「紹介状」を作成します。
   ※受け入れ医療機関がかかりつけの場合は、指示書または証明書等の発行を受けてください。
3. 市医療対策課にて、必要書類（要注意者予防接種依頼書交付申請書）をご持参の上で、予防接種要注意者紹介制度の手続きをしてください。
   市から受け入れ医療機関あての依頼書を発行します。
4. 受け入れ医療機関に、紹介状・依頼書・母子健康手帳をご持参の上、受診をし、接種を受けてください。
   ※予診票は、医療機関が用意する専用の予診票を使用してください。

• 茨城県立こども病院
• 総合病院土浦協同病院
• 筑波大学附属病院
• 筑波メディカルセンター病院
• JAとりで総合医療センター

• 要注意者予防接種依頼書交付申請書(PDF:4,020KB)
  要注意者予防接種依頼書交付申請書Wordファイル(ワード:27KB)
• 医師の紹介状（かかりつけの場合は、任意の指示書・証明書等）
  ※紹介状の発行にかかる費用は自己負担となります。
• 母子健康手帳