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佐貫駅の歴史を振り返る「佐貫駅ヒストリー」

更新日:2019年12月13日

佐貫駅ヒストリーとは…

令和2年3月14日にJR常磐線佐貫駅の駅名改称が行われ『龍ケ崎市駅』が誕生します。
市では広報紙『りゅうほー』で佐貫駅の歴史を振り返るコラムを掲載しています。

No.1常磐線は当時最良のルートで建設。龍ケ崎での反対運動はなかった?
No.2龍ケ崎市にあるのになぜ佐貫駅?
No.3昭和50年代から60年で大きく変わる佐貫駅

第3回目は、昭和50年代から60年にかけて駅を大きく変えた駅の橋上化についてです。

橋上化される前の佐貫駅

現在の姿になる前の佐貫駅は、改札が地上にある駅だったのをご存知ですか。
当時の駅舎は明治28年に建てられたもので、昭和50年代後半頃まで東口ロータリーはなく、関東鉄道竜ヶ崎線佐貫駅が併設されていました。
また、竜ヶ崎線とは線路が接続され、貨物輸送も行われていました。

橋上化される前の佐貫駅

(写真:工事中の佐貫駅東口)

昭和60年、佐貫駅東口・西口を結ぶ橋上化

佐貫駅の橋上化が完成したのは、つくば科学万博が行われる直前の昭和60年3月。
これにより、地上2階に改札が設置され、東口と国道6号線側の西口が連絡通路で結ばれました。ロータリーも設置され、駅利用者の利便性が高まりました。その後も、屋根やタクシープールの設置、関東鉄道竜ヶ崎線佐貫駅の駅舎改修などを経て、現在の姿になっています。

現在の佐貫駅

(龍ケ崎市広報紙「りゅうほー令和元年10月後半号」掲載)

前回のコラムを見た方から「龍ケ崎市にあるのになぜ佐貫駅?」とのコメントをいただきました。
今回はなぜ「佐貫駅」と名付けられたのかを紐解きます。

1町6村の合併で生まれた龍ケ崎市

龍ケ崎市が生まれたのは、昭和29年3月20日。合併で稲敷郡馴柴村、大宮村、八原村、長戸村、北相馬郡北文間村、川原代村が龍ケ崎町へ編入され、誕生しました。
さらに昭和30年2月に北相馬郡高須村の一部が編入されて、現在の龍ケ崎市になりました。

駅開業時の所在地は馴柴村佐貫

JR常磐線佐貫駅の誕生は明治33年。開業当時は龍ケ崎市誕生前であり、稲敷郡馴柴村佐貫が駅の所在地でした。
そのため、近隣のほかの駅名と同様に、所在地の町の名前である“佐貫”を関する駅名「佐貫駅」と名付けられたと言われています。
馴柴村の合併を経て、龍ケ崎市内に所在することとなった佐貫駅は、市の玄関口として、まちの発展や市民の通勤・通学を見守ってきました。

昭和55年頃の佐貫駅

(写真:東口ロータリーがない昭和55年頃の佐貫駅)

(龍ケ崎市広報紙「りゅうほー令和元年7月後半号」掲載)

初コラムとなる「佐貫駅ヒストリー」は龍ケ崎に伝わる鉄道忌避伝説はホント?です。

常磐線は当時最良のルートで建設。龍ケ崎での反対運動はなかった?

龍ケ崎に伝わる「都市伝説」のひとつとしてよく聞くのが「日本鉄道土浦線(今の常磐線)」は反対運動によって佐貫付近と通るコースとなったというストーリーです。
龍ケ崎だけでなく、千葉県流山市にも同様の伝承があるいわゆる「鉄道忌避伝説」の多くは史実がなく、現在では虚構であったと判明しています。
明治期の鉄道建設は、未熟な土木技術の制約のためトンネルや橋梁の数が少なくできるだけ短い距離となることが基本でした。常磐線は、福島県浜通りから茨城県日立市にかけて存在した常磐炭鉱の石炭を京浜地区に速く・大量に輸送できるようなルートで建設されました。
また、比較として検討されたルートにも龍ケ崎はなく、計画がないところには反対運動が起こりえず、現在のルートが技術的・経済的に当時の最良ルートだったのです。

蒸気機関車が走る佐貫駅

(写真:蒸気機関車が走る佐貫駅)

龍ケ崎市駅誕生アイキャッチが完成!

龍ケ崎市駅誕生に向け、卵から“龍ケ崎市駅が生まれる”をイメージしたデザインのアイキャッチを市職員が制作しました。
割れる殻の亀裂は線路で表現し、下部に龍ケ崎の街並みのシルエットを入れ、鉄道×龍ケ崎を想起されるようなマークとしています。
今後はのぼり旗など、さまざまなシーンで活用していきます。

(龍ケ崎市広報紙「りゅうほー令和元年5月前半号」掲載)

リンク

JR常磐線佐貫駅駅名改称の取り組み

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電話:0297-64-1111

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