龍ケ崎市下水道事業経営戦略を改定しました

本市の公共下水道事業は事業着手から50年近く経過していることから、今後は、施設の老朽化に対応するための改築・更新費用の増大が見込まれます。
また、人口減少及び節水機器の普及等による使用料収入の減少が見込まれ、下水道経営を巡る情勢は今以上に厳しくなることが想定されます。
このような状況下、平成26（2014）年8月に総務省から中長期的な視点から経営基盤の強化等に取り組むための計画作成が求められ、本市では令和2（2020）年度に公共下水道事業と農業集落排水事業の経営戦略を策定しました。
今回、当初経営戦略策定から4年が経過し、経営基盤強化と財政マネジメント向上の柱と位置付けるものとして、策定した経営戦略に沿った取組等を踏まえつつ、PDCAサイクルを通じて質を高めていくため、一層の内容の充実化を図った下水道事業経営戦略に改定しました。

経営戦略は中長期的な経営の基本計画であることから、本市においては計画期間を令和7（2025）年度から令和16（2034）年度までの10年間とし、実効性のある経営戦略を策定し、一層の経営基盤の強化等を図ります。
ただし、事業の進捗や環境の変化等に応じて、投資・財政計画と実績が著しく現状とかい離する場合には、随時見直しを行います。