今年も市内高校生がトレーディングカードゲームのキャラクターを制作!
令和5年度に開始したこのワークショップでは、トレーディングカードゲーム「
」の世界観のもと、高校生が龍ケ崎市オリジナルのSDGsヒーローのキャラクターを制作し、実際にカードとして商品化をしていきます。その過程において、地域の魅力を高め地域の課題を解決する方法、人に物事を伝える・興味を持ってもらうためのストーリーの組み立て方、キャラクターの原案作成などの学びを通じて、起業家精神を養うとともに、実際に商品(ふるさと納税の返礼品)にすることにより、世の中に成果を形として残すことを意識して、ワークショップを進めています。
キャラクターお披露目会を開催!【11月3日】
7月から8月にかけて実施したワークショップで考案された2体のキャラクターデザイン。
株式会社ギルドヒーローズ所属のプロのクリエイターによって、そのデザインがキャラクターとして完成しました。
11月3日(日曜日)、ワークショップにご協力いただいた関東鉄道株式会社様と関鉄レールファンCLUB様をゲストに迎えてお披露目会を開催し、完成したキャラクターとトレーディングカードのお披露目を行いました。
参加した6名の生徒たちは、自分たちの考案したキャラクターの完成を受け、とても嬉しそうでした。
今年度新たに誕生した「龍ケ崎市SDGsヒーロー」
【リュウニコーン サキ】
空を飛んで列車を素早くどこへでも運べるユニコーンの「リュウニコーン」と、懐中時計を使って車内の時間と空間を操り、食材の鮮度や快適な旅を提供できる駅員「サキ」のコンビキャラクター。それぞれの名前は「龍ケ崎」から付けられています。
【改竜 ミコ】
整備士をモチーフとした女の子のヒーロー。車体の状態を直感で把握し、工具に変形する角を使って最適な整備を施すなど、列車を改造して限界を超えた性能を与える力を持っています。
この2体のヒーローたちは、関東鉄道のPRキャラクターとしても活用される予定です。
キャラクターの詳細は、龍ケ崎市SDGsヒーロー図鑑をご覧ください。
お披露目会後には、参加された高校生への表彰式を開催し、今回の取組への激励を込め萩原市長から「奨励賞」が授与されました。
自ら調べて、ストーリーや背景を考え、キャラクターをデザインするというこの経験を今後も生かしていただきたいと思います。
第3回目:クラウドファンディングでプロジェクトを立ち上げよう!【8月24日】
第3回目は、クラウドファンディングデザインの渡邉代表を講師に、クラウドファンディングについて学びました。
はじめに「クラウドファンディングとは何?」という概要から、クラウドファンディングの使い方やこれまでに実施されたプロジェクトの事例紹介を学びました。
そして、今回のキャラクター商品化にあたり、どんなリターン品なら支援をもらえそうか、用意できるリターン品は何があるか等を考え、また、多くの支援を集めるためのPR方法について考えました。
個人ワークでは付箋をつかって思いつく案をできるだけ多くあげてもらい、その後、ホワイトボードをつかって全体で共有しあいました。
皆さんからは、アクリルキーホルダーやぬいぐるみなどのグッズをはじめ、車庫見学などイベントへのご招待や関東鉄道とのコラボ商品などたくさんの活用案があがりました。
また、お礼の手紙は書道が得意な生徒さんに協力いただくなど、オリジナルのリターン品を用意していきたいです。
高校生たちの思いの実現に向けて、多くの支援をいただけるよう魅力的なプロジェクトを展開していきます。お楽しみに!
第2回目:オリジナルヒーローを制作しよう!【8月4日】
今回は欠席もあって高校生5名の参加となりましたが、メイン講座であるキャラクターデザインを行いました。
はじめに、株式会社ギルドヒーローズの大多和様を講師に、キャラクター制作必要な「キャラクター作成法の基礎」と「イラスト表現の基礎」を学びました。
キャラクターの持つストーリーの組み立て方や重要性、キャラクターを創るために必要な情報を伝えるための絵コンテの書き方など、実際に龍ケ崎独自のオリジナルキャラクターを創るための準備作業のワークを実施しました。
基礎演習後、個人ワークや班で協力しながら、竜ヶ崎駅見学時の取材シートをもとに龍ケ崎市オリジナルキャラクターの制作を行いました。
キャラクターをデザインするだけでなく、どんな性格で何が得意なのか、どのように地域で活躍するのかなど、講師にアドバイスをもらいながらストーリーの作り込みをしました。
短い時間ではありましたが、アイディアのつまった2体のキャラクターが考え出されました。プロの手によってどのようにブラッシュアップされ、キャラクターが完成するのか今後が楽しみです!!
講座の最後には、キャラクターの活用方法について案を出し合いました。
この時間は筑波大学院生に進行いただきながら、第3回目のワークショップに先立ち、クラウドファンディングプロジェクトの内容を考えました。キャラクターを使って何を実現したいか、どんな活用方法があるのか、また、どんなプロジェクトなら応援してもらえるかなど、個人で考えたものを全体で共有しあいました。
皆さんからは、ラッピング電車や竜ヶ崎線のヘッドマーク、音声・映像化などたくさんの活用案があがりました。
今後、高校生の案をもとにクラウドファンディングのページを作成し、実施に向けて進めていきます。
第1回目:関東鉄道について学ぼう!【7月21日】
ワークショップ初回には、7名の高校生が参加してくれました。
はじめに、今回のワークショップの流れや講師の紹介、トレーディングカードゲーム「ギルドヒーローズ」の紹介などイントロダクションを行いました。
今年はキャラクター制作のテーマを「関東鉄道」と設定し、関東鉄道株式会社様と関鉄レールファンCLUB様にもご協力をいただきながらワークショップを進めていきます。
また、筑波大学院生にもサポートをいただきながら、オリジナルヒーローの制作をしていきます。
イントロダクション後、キャラクター制作の舞台となる「関東鉄道竜ヶ崎駅」を見学!
竜ヶ崎駅では、敷地内の見学や竜ヶ崎線への乗車、駅員さんから仕事の話を聞くなど、キャラクター制作に必要な材料集めをしました。
参加した高校生たちは竜ヶ崎線への乗車が初めてということで、真剣にメモを取りながら見学をしている様子で、関東鉄道さんへ積極的に質問をしたり、生徒同士のコミュニケーションも生まれ、暑さに負けずに取り組んでいました。
今年はどんな「龍ケ崎」らしいキャラクターができあがるのか楽しみです。