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令和元年度1学期の校内研修

更新日:2019年9月25日

5月の研究授業 5月21日

 21日に、上学年は5年1組、下学年は3年1組、特別支援部はあおぞら学級で算数での提案授業を行いました。本年度1回目の研究授業ということで、研究主任から「教えて考えさせる授業」の基本スタイルの提案がありました。「教師の説明で分かったことをペアで確認し合い、知識や技能をより確かなものにするために発展問題にチャレンジしながら、考えを深めていく」というスタイルです。単に「教えて練習させる授業」にならないような「理解深化の場面での問題設定」が今後の研究課題になりました。また,事前,事後の自己評価の在り方についても検討課題です。
5年1組授業の流れ「わる数が小数の筆算のやり方を確認しよう。」
(1)わる数が整数の筆算のやり方を復習する。
(2)わる数が小数の計算のやり方を復習する。
(3)わる数が小数の筆算のやり方を確認する。<教師の説明>
(4)りんごの問題を使って,ペアで説明し合う。<理解確認>
(5)学習班の形態で,えんぴつ4の問題に取り組む。<理解深化>
(6)学習した内容を班で振り返る。<自己評価>
3年1組授業の流れ「二つの時間をたしたりひいたりするには,どうすればいいかな?」
(1)課題を知る。
(2)例題を使って,解き方を確認する。<教師からの説明>
(3)例題の解き方を,ペアで説明し合う。<理解確認>
(4)学習班の形態でえんぴつ問題の3と4を解く。<理解深化>
(5)学習内容について,各自で振り返りをする。<自己評価>
あおぞら学級授業の流れ「二つの円でいろいろな大きさの角をつくろう。」
(1)授業の流れを確認する。
(2)既習の角の復習をする。
(3)教科書の角づくり盤を切り取り,いろいろな大きさの角をつくる。
(4)教科書の問題(直角のいくつ分か)を解く。
(5)次の授業への見通しをもたせる。
(6)振り返りをする。

6月の研究授業 6月10日

10日に2年1組,6年1組で研究授業を行いました。どちらも算数です。
2年1組授業の流れ「めもりテープをつかって,正しい長さがはかれるかな?」
(1)既習事項の確かめをする。
(2)普遍的な長さの単位cmを知る。<教師の説明>
(3)グループで,教科書P43を読み合い,cmを書く練習をする。<理解確認>
(4)グループで,教科書P43の練習問題3に取り組む。<理解深化>
(5)適用問題として,教科書P43の練習問題に取り組む。
(6)学習内容を振り返る。<自己評価>
6年1組授業の流れ「積の大きさについて知ろう。」
(1)分数×分数の復習をする。
(2)かける数が分数の時の積の大きさを確認する。<教師の説明>
(3)具体的な数を使って,ペアで説明し合う。<理解確認>
(4)学習班で,問題に取り組む。<理解深化>
(5)適用問題として,教科書P40えんぴつ1に取り組む。
(6)学習した内容を振り返る。<自己評価>
 2年生はグループでの活動が中心となりました。理解度に差がある内容や操作活動を友だちと確認しながらできることと等のグループの良さがよく見える授業でした。知識,技能の「習得」ということを考えると,「教えること」のポイントをどこに絞るかが課題となりました。
 6年生は,復習問題がその後の本時の問題にうまくつながっていました。復習問題であっても,授業全体の組み立てや子どもたちの思考を予想して作成することが重要であることが再認識されました。6年生は,課題→まとめ→確認→発展問題の流れに大分慣れてきました。

7月の研究授業 7月1日

1日に5年2組とひびき学級で研究授業を実施しました。5学年の学習課題は「分度器を使わずに角度がわかるかな?」,ひびき学級は「6+2になるおはなしをつくろう」でした。
5年2組授業の流れ
(1)三角定規の角の大きさを復習する。
(2)三角定規の内角の和がどちらも180度であることを確認する。<教師の説明>
(3)どんな三角形の内角の和も180度であることを調べる。<理解確認>
(4)学習班の形態で,練習問題に取り組む。<理解深化>
(5)学習した内容を振り返る。<自己評価>
ひびき学級授業の流れ
(1)「ぜんぶで」という言葉はたしざんの式で表すことを確認する。
(2)問題を読み,絵の様子を理解する。
(3)最初の数と増えた数を確認する。
(4)お話を考える。
(5)お話を紹介し合う。
(6)学習した内容を振り返る。<自己評価>
 5年生は,子どもたち同士で助け合う,支え合う関係がとてもよくできています。困っている子にできた子がすぐに教えるのではなく,じっと見守って,困り感に寄り添うような場面があちこちのグループで見られました。授業を通して,学習内容の定着だけでなく,思いやりややさしさ,疑問点について深く考えようとする態度などが育ってきていると感じる授業でした。わからないことを「わからない」と自然につぶやいたり,発言したりできる子どもたちの成長が楽しみです。
 ひびき学級では,教科書をきちんと使って,ポイントをしっかりと押さえていました。基礎基本の定着のためには,ワークシートの準備と活用はどの授業にも共通する重要な要素であることが確認されました。

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