富士浅間神社=ふじせんげんじんじゃ(八代町)
富士浅間神社は社伝によると、鎌倉時代の正治2年(1200年)の創建で、駿河国富士郡浅間神社の神鏡を折半してご神体として祀り、五穀豊穣・嬰児生育を祈願したと伝えられています。
その際、6月にもかかわらず雪が降り、その体積地点に神社を建立したともいわれています。
元亀2年(1571年)に城主・土岐治英の保護のもとに再興されました。
また子育ての「浅間様」で名高いこの神社では、旧暦の6月1日、子どもの健やかな成長を願って、誕生から数え年7歳まで毎年続けて裏手にある富士山に見立てた小さな山に登る「初山参り」が行われます。
親に連れられた子どもたちは、高さ34.8mの「富士山」にのぼり、山頂の本殿にお参りした後、噴火口をかたどったお鉢を一巡りして初山参りを終えます。
この儀式は今なお受け継がれ、早朝からたくさんの親子連れが山頂を目指します。
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