家庭で出来る水質浄化対策
近年、都市化や生活様式の変化により、河川などの水質が悪化しています。水質汚濁の原因の多くを家庭からの生活排水が占めています。
きれいな水を取り戻すために、日常生活で汚れた水を流さないようにすることが大切です。
具体的な例としては、次のようなことに心掛けましょう。
家庭で実践していただきたいこと
- 米のとぎ汁は、庭木、花壇、植木鉢などにまいて利用しましょう
- 流しには、水切り袋をつけ、調理くずなどを流さないようにしましょう
- 天ぷら油などの廃油は流しに流さず、指定の回収場所に持参していただければ引き取ります(資源物を出す場所参照)
持ってこれない場合は、新聞紙などに吸い込ませるか市販の凝固剤で固めてから処理しましょう - 食器や調理器具は、汚れをふき取ってから洗いましょう
そのまま流してしまうと
もし次のものをそのまま流してしまうと、魚の住める状態に戻すには、浴槽(300リットル)何杯分の水が必要になるでしょう。
- 米のとぎ汁(2リットル):浴槽4杯(1,200リットル)
- みそ汁(200ミリリットル):浴槽4.7杯(1,410リットル)
- 牛乳(200ミリリットル):浴槽11杯(3,300リットル)
- 天ぷら油(500ミリリットル):浴槽330杯(99,000リットル)
下水道や浄化槽の設置で生活排水をきれいにすることは出来ますが、私たち一人ひとりが水質浄化の取組を実践することが大切です。
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