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関東平野南部に活断層はないが強い地震が頻発する

更新日:2018年3月1日

プレートの運動が主な原動力となって地殻中にひずみが継続的に蓄積され、それが限度を超えると断層が生じて地震が発生します。
断層による岩盤や地層のずれが地表に達すると、特有な断層地形が出現します。
台地や扇状地など平坦であるはずの地形面上に連続的な崖がある、尾根の先端が切られたような状態で直線的に連なる、というのがその代表的な地形です(図31)。
断層は岩盤・地層中の弱い箇所であって、ひずみの再蓄積により繰り返しずれを起こし地震を発生させます。
このずれが新しい地形や地層で生じていると、断層活動が今後も引き続いて起こる可能性があると判断され、活断層と呼ばれます。
震源が深くて断層のずれが地表にまで達しない場合には、活動的な断層が存在することを地形から知ることは不可能で、地下の地質構造を人工地震波などで探査して、地層・岩盤中に断層を示す不連続面があるかどうかを調べます。

図31.jpg

関東平野の地下では頻繁にかなり大きな地震が発生しています。すなわち、活(動中の)断層が非常に多数存在しています。
しかし深いところで起こっていて断層ずれが地表までは達しないので、活断層として把握されません(図32)。
関東平野の地下には南からフィリピン海プレートが潜り込み、その上面付近の深さ50~70kmのところで大きな地震が起こっています。
地震の規模(M)は最大で7.0程度ですが、この規模の地震では断層の長さが30km程度なので、地表にまでは届きません。
また、平野中央部では軟らかい地層が厚いので、断層は地割れ群となって地表近くでは消失してしまうことが考えられます。
図中の伏在断層は音波探査の結果から推定した確実度の低いもので、詳細な探査をすれば他の場所でも見つけられるでしょう。

図32.jpg
内陸にある一つの活断層が活動して地震を起こすのは、数千年に1回という稀な頻度です。
これまでに起こった内陸の地震で既存の活断層に関係づけられないものが半数もあります。
活断層がとくに多いのは中部内陸から近畿にかけての地域ですが、最近300年ぐらいの期間ではこの地域で地震がとくに多いという傾向はみられません。


1995年の兵庫県南部地震では淡路島の野島断層が活動し、横ずれ2m、縦ずれ1mほどの地震断層が地表に出現したことで有名になりました。
この野島断層付近の震度は6弱で、震度7域(全壊率30%以上)はこれから外れ、震源からより離れた断層南方にて出現しました(図33)。
断層山地の典型ともいえる六甲山地では、地下で六甲断層系が活動したことが余震の分布などから知られていますが、この断層付近の震度はやはり6弱で、震度7は地下地質構造を反映して六甲南麓に帯状に現れました。

図33.jpg

活断層の活動による地震では震源が浅いので震度は大きくはなりますが、断層に近いほど震動が強くなるというものではなく、震動の強さの分布を決める大きな要因は地盤・地質構造です。
地表の情報から活断層と認定できるのは、地下に多数ある活動的な断層の一部です。
立地の地盤条件はさておいて、活断層があるかないかをことさら問題にするのは、地震に備える基本からはずれます。

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