「生ごみ」が約3割を占めている!
家庭から出るごみの中で「生ごみ」は約3割を占めています。
特に水分を多く含む「生ごみ」は、焼却処理に多くのエネルギーを必要とするため、コストがかかります。
また、くりーんプラザ・龍にある最終処分場にごみを処理したもの(灰など)を埋めているので、そこに埋める量も増えてしまいます。
そこで、簡単に作成・使用ができ、においも少なく、生ごみを減らすことができる処理方法「キエーロ」の活用を推進しています。
「キエーロ」とは
「キエーロ」は、黒土の中に含まれる“微生物”の力を使って、生ごみを分解し、消滅させる電気を使わない生ごみ処理の仕組みです。
その「キエーロ」の仕組みを利用した「キエーロ生ごみ処理容器」を紹介します。
※「キエーロ」はキエーロ葉山の登録商標です
「キエーロ生ごみ処理容器」の準備するもの・使い方
準備するもの
- 土を入れる箱(木箱・深底のプランター・衣装ケースなど)
- 黒土(畑の土やプランターの土でも可能)
- 透明ポリカーボネートボード(屋根)(雨が入らないようにするため)
- 箱と屋根をつなげる部品(ポリカ連結波板ビス、ステンレス丁番、木の板など)
この4つだけで作ることができます!
材料
本体
入れる様子(キャベツなど)
使い方
- 容器の中に土を入れる
- 土を20cmほど掘って、生ごみを入れる※1
- その中に、水を入れて土とよく混ぜる※2
- その上から土をかける
※1.生ごみを1度で入れる量は500グラムまで!
※2.水の量は、土が少し固まるくらいです。入れすぎ注意!
「キエーロ」のメリット
- 家庭ごみの減量につながるため、ごみ出しの頻度を抑えられる
- においが少なく、虫がわきにくい
- 準備するものが少なく、手軽に実施できる
- 集積所のカラス被害などが減る
- 焼却処理のコスト削減
キエーロ活用のコツ~分解しやすいもの・しにくいもの~
キエーロは土の中の微生物の力で生ごみを分解しますが、すべてが同じように分解されるわけではありません。
分解しやすいもの、分解しにくく時間がかかるもの、ほとんど分解しないものがありますので、以下をご参考ください。
生ごみ一覧(例)
上手に分解するコツ
日光が当たる場所、風通りの良い場所に設置すると、微生物が活性化し分解がしやすくなります。