6月19日、小貝川市民運動公園にて龍ケ崎消防団による水防訓練を実施しました。
稲敷広域消防本部の水防指導員のもと、消防団員154名が出勤し、水防技術の向上と水防体制の強化を図ることを目的に実施しました。
今回の訓練は、令和元年度以来3年ぶりの実施であり、今後も地域住民の安全・安心を守るため、様々な訓練を実施していきます。
土のうを作成・運搬する消防団員
指示を受ける消防団員
訓練には女性消防団も参加しています!
水防工法の一部を紹介します!
改良積み土のう工法
改良積み土のう工法
降水によって堤防が沈下した場合や増水する速さが著しく、河川水が堤防を越えるおそれがあるときに用います。
鋼杭と防水シートを使って、積み土のう工法を改良・強化したものです。
水のあふれ防止対策として重視されています。
シート張り工法
シート張り工法
川の水が増えて、堤防の表側(川がわ)がくずれ始めたとき、堤防に水が浸透するのを防ぐためにこの工法が行われます。
釜段工法
釜段工法
増水中に、堤防の居住側の平場から水の吹きだしが確認された場合に、堤防の決壊を防止する工法です。
漏水の吹き出し口に土のうを積んで水を溜め、河川水と漏水口の水位差を縮小します。
これにより、水の噴出の勢いを抑え、漏水口の拡大を防ぎます。
月の輪工法
月の輪工法
堤防の裏側に穴があいて水がふきだした場合に、川の水位との水位差を縮め水の圧力を弱め、堤防が壊れてしまうのを防ぐのにこの工法が使われます。