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身近なことから食品ロス削減をはじめましょう

更新日:2025年10月20日

もったいない!まだ食べられるものが捨てられています

本来食べられるのに捨てられている食品、いわゆる「食品ロス」は、大切な食べ物を無駄にするだけでなく、家計の無駄にもつながります。
買い物に出かけるとき、食事を作るとき、外食に出かけるときなど、日常での「もったいない」に目を向け、積極的に「食品ロス」を削減していきましょう。

食品ロスとは?

日本国内では、年間約2,104万トンの食品廃棄物(飼料等として有価で取引されるものや、脱水等による減量分を含む)が発生しています。
このうち、売れ残り、期限を超えた食品や食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は年間で約464万トン(令和5年度農林水産省・環境省推計)とされています。
これは世界全体の食料援助量(年間約370万トン)の約1.3倍にもなります。
また、年間の食品ロス約464万トンから国民1人当たりの食品ロス量を試算すると、おにぎり1個分(約102g)の食べ物が毎日捨てられている計算になります。

食品ロスの約半分は一般家庭から発生

【出典:食品ロス削減関係参考資料(令和7年6月27日版)消費者庁消費者教育推進課食品ロス削減推進室】


実は、食品ロスの約半分は一般家庭から発生しています。(年間の食品ロス約464万トンのうち、約233万トンが一般家庭から発生)
家庭での食品ロスは、過剰除去(野菜の皮の厚剥きなど)、食事の食べ残し、消費期限切れや賞味期限切れによって発生しています。
食事は暮らしに欠かせない大切な時間ですが、その裏には思わぬ食品ロスが生まれていることもあります。
小さな工夫を重ねて、無理なく続けられる「もったいない削減」を目指しましょう。

日常の中でできる食品ロス削減の取り組み

食品ロスを減らす3つのコツ

買いすぎない

  • 冷蔵庫や食品庫にある食材を確認する
    買い物前に、自宅にある食材と、その食材の期限を確認して、不要な買い物を避けましょう。
    ★お腹がすいていると、必要以上に買い物をしてしまうといわれています。空腹時の買い物は避けましょう。
  • 必要な分だけ買う
    「まとめ買いでお得!」といった言葉に惑わされず、消費しきれるかを考えてから買いましょう。
  • 期限表示を確認する
    すぐに食べる食品を買う際には、期限が長いものを選ぶのではなく、なるべく手前から選び、食品のロスを減らしましょう。
    また、食品によっては【新鮮=おいしい】とは限りません。正しく選んで買いましょう。

作りすぎない

  • 使いきれない食材はストックする
    一度に使いきれない野菜や肉類などは、小分けまたは下処理のうえ、冷凍保存などによりストックしておきましょう。
  • 残っている食材から使う
    残っている食材を手前に置いて、新しく買ってきた食材は後に使いましょう。
  • 食べきれる量を作る
    家族とのコミュニケーションを大事にして、食べきれる量だけ作りましょう。
    ★自分の体調や、ご家族の予定(体調)を事前に把握・共有する習慣をつけるなどして、余分に作らないよう気をつける工夫をしてみましょう。
  • 作りすぎてしまった場合は、アレンジして食べきる
    残った料理にひと手間加えて、リメイクを楽しみましょう。
    ★料理レシピサイト「クックパッド」に、消費者庁が「食材を無駄にしないレシピ」を掲載しています。これまで食べられないと思っていた食材の、おいしい活用レシピが見つかるかもしれません。
     参考:料理レシピサイト「クックパッド『消費者庁のキッチン』(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

食べ残さない

  • 食品ロスに取り組んでいる店を選ぶ
    料理の量を選べるお店や、余った料理を持ち帰れるお店を選んでみましょう。
  • 食べきれる量を注文する
    お腹が空いていると、ついたくさんの料理を注文しがちですが、食べきれるかを考えてから注文しましょう。
  • どうしても残ってしまう場合は、お店と相談する
    せっかくのおいしい料理なので、自宅に持ち帰ることができるかお店と相談しましょう。
    ※ただし、食中毒には要注意!
  • 宴会時には3010運動に取り組む
    3010運動は、宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーンで、【乾杯後30分間】は席を立たずに料理を楽しみましょう【お開き10分前】になったら、自分の席に戻って、再度料理を楽しみましょう、と呼びかけて、食品ロスを削減するものです。
    職場や知人との宴会から始めていただき、一人ひとりが「もったいない」を心がけ、楽しく美味しく宴会を楽しみましょう。

賞味期限・消費期限を正しく知る

消費期限

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。
お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。

賞味期限

袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。
スナック菓子、カップめん、チーズ、缶づめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。
賞味期限は「おいしいめやす」です。
この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

龍ケ崎市における取り組み

食品ロス削減推進モニター調査

令和7年度、食品ロスの発生原因などを把握し、今後の削減対策などに活用するため「食品ロス削減推進モニター調査」を実施しています。
市民の皆さんにご協力いただき、各家庭で捨てられている食品の種類や量を調査中です。(結果は令和8年2月ごろ公表予定)

市役所生活環境課でのパンフレット配布

市役所本庁舎4階の生活環境課では、食品ロス削減のパンフレットを窓口で配布しています。
今日からできる、食品ロス削減のためのヒントブックとして、ぜひご活用ください。

『食品ロス削減家計簿手帳』

龍ケ崎市では、公益財団法人あしたの日本を創る協会の協力により、生活環境課窓口にて『食品ロス削減家計簿手帳』を配布しています。
身近なご家庭の食事を削減家計簿につけ、食べ残し・廃棄を削減する取り組みを始めてみましょう。

コンパクトな手帳タイプで、気軽に食品ロス削減に取り組めます。

茨城県における取り組み

いばらきフードロスプロジェクト

令和3年7月、『いばらきフードロスプロジェクト(外部サイト)新規ウインドウで開きます。』が立ち上げられました。
プロジェクトでは、茨城県と株式会社クラダシ及び株式会社コークッキングが連携し、フードロス削減に向けた取り組みが進められています。
また、プロジェクトと併せ、商品棚の商品を賞味期限や消費期限が近い手前からとる「手前どり」が推進されています。
小売店やコンビニ等で商品を選ぶ際、すぐ食べるものは手前の商品から選ぶよう、お願いいたします。

いばらき食べきり協力店を募集

おいしく、残さず食べよう!!」を合い言葉に、料理の食べ残しなど捨てられてしまう「食品ロス」の削減に協力いただける飲食店や宿泊施設「いばらき食べきり協力店(外部サイト)新規ウインドウで開きます。」を募集しています。

いばらきフードロス削減取組宣言を募集

県内の食品5業態(食品製造業、食品卸売業、食品小売業、宿泊業、飲食業)の事業者・団体の皆様がフードロス(食品ロス)削減の取組を実施することを宣言する 「いばらきフードロス削減取組宣言(外部サイト)新規ウインドウで開きます。」を募集しています。

消費者庁のパンフレット

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お問い合わせ

都市整備部 生活環境課

〒301-8611 茨城県龍ケ崎市3710番地

電話:0297-64-1111

ファクス:0297-60-1588

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