犬の気持ち
犬が吠えているときには必ず飼い主に伝えたい思いがあります。
「運動したい」「お腹が空いた」「さみしい」「遊んでほしい」「トイレに行きたい」等々。
どんなシチュエーションで吠えているのか、なにを求めているのか、まずは犬の気持ちを想像してください。
また、しつこいほど吠えているときは「うるさい!」と一喝した後、目も合わせず完全無視。犬が吠えても無駄だとわかるまで放っておきます。
そして疲れておとなしくなったら要求をきいてあげましょう。
反対にいつまでも吠えているからといって要求をきくと、吠えれば自分の思い通りになると学習してしまいます。こうなると無駄吠えの多いご近所迷惑な犬になります。
最初は犬との根比べですが飼い主は感情的にならず冷静に対応しましょう。
来訪者に吠えるとき
来訪者に吠える犬は自分の家族を守ろうと警戒していたり、怖がっているのがほとんどです。
この場合は、来訪者が安全だと学習できれば解決します。
来訪者が来る前に犬をハウスに入れ、気持ちが落ち着いたところで来訪者に会わせます。
その後遊んでもらったり、おやつを与えてもらい危害を加える存在でないことを学ばせます。
すでに来訪者に向かって吠えている場合は大きい音を出すなどして犬をびっくりさせ、気をそらすことも有効です。
また、このときの大きな音は「天罰」という意味合いのため、やったのが飼い主だと犬にバレないようにするのがポイントです。