全国的な人口減少や少子高齢化などにより、当市においても空家等が増加しています。
現在のお住まいについて、将来ご自身が住まなくなった場合や、亡くなった後のことを考えたことはありますか?
思い入れのあるお住まいが、管理する人がおらず老朽化した場合、ご近所へ迷惑をかけてしまうおそれや、負の財産と化してしまい残ったご家族の負担になる可能性があります。
元気なうちにお住まいの今後を考えてみませんか?
生前整理講演会
空家等はその所有者等が管理することが原則ですが、様々な事情から適正な管理が行われていない空家等が多く散見されています。
適正な管理が行われない理由は、個別に様々ですが、突き詰めていくと相続等の問題があります。
そのため、空家等と生前整理には深い関わりがあり、生前にお住まいや所有する不動産についての情報、将来どうしたいのかといった希望を整理することで、残されたご家族への負担の軽減にもつながります。
市では、定期的にプロのアドバイザーを招いての「生前整理講演会」を開催しています。
令和4年度(市役所附属棟)
令和5年度(長山コミュニティセンター)
エンディングノート(終活ノート)
空き家を放置すると、資産価値が低下したり、近隣へ悪影響を及ぼす可能性があり、当市でも大きな問題となっています。
放置空き家を発生させないためには、あらかじめ住まいの将来をご家族で話し合うことが大切です。
また、住まいの終活には、エンディングノート(終活ノート)が有効な手段の1つと言われています。
建物・土地の情報や、これらを将来どうしたいかを記入しておくことで、自身の希望・意向を共有したり、遺されたご家族の負担を減らすことができます。
問題を先延ばしにせず、ぜひこの機会に住まいの将来について考えてみてください。