目の不自由な方へ、広報紙『りゅうほー』を音訳したCDや点訳版を無料配布しています。
ご希望の方は、社会福祉協議会(電話:0297-62-5176)へお問い合わせください。
音訳CDについて
龍ケ崎朗読の会では、ボランティアで毎回広報紙の音訳を行い、登録されている市内の目の不自由な方などに音訳CDを配布しています。
音訳版『りゅうほー』ができるまで
『りゅうほー』発行数日前に、『りゅうほー』を編集している市役所秘書広聴課で原稿を受け取ります。
地域福祉会館の2階・録音室という3畳くらいの小部屋にその号の担当メンバーが集まり、マイクに向かって原稿を読み上げます。
普通に話すのと違い、スピードにも口調にも細心の注意を払っているとのこと。
それをパソコンの専用ソフトで録音しCDを製作するのですが、どの記事からでも聞けるように、記事ごとに区切って読み上げます。
2人1組で1人が録音し、隣でもう1人が原稿を目で追って正確に読み上げているかを確認します。
『りゅうほー』はページ毎に1号につき10人くらいで録音します。
録音が終わったら、出来上がったCDにタイトルを記入し、レンタルビデオショップのようなケースに宛名を書いて入れています。
そのケースごと郵便局に持参すると、あて先に無料でお届けしてくれるそうです。
お届け後、ケースは郵便局から朗読の会に返却してくれるのだそうです。
これらの作業、けっこうな時間を要します。
広報紙の発行日にはご本人に届くようにと作業を行ってくれているので大変です。
音訳のCDは、現在市内10人に配布しているとのこと。
また、龍ケ崎市役所障がい福祉課や西部・東部出張所、中央図書館、社会福祉協議会各支所などにも置いてあります。
このように時間をかけて音訳してくださっている朗読の会から、市公式サイトで活用できないかとの提案を受けました。
そこで平成24年度から、この音訳データを市公式ホームページに掲載しています。
ぜひ聞いてみてください。
点訳版について
点訳友の会では、ボランティアで『りゅうほー』を点訳し、登録されている市内の目の不自由な方などに配布しています。
登録されている方のニーズに合わせて記事を点訳するため、一人一人の好みを考えながら作業しているそうです。
詳しくは社会福祉協議会へお問い合わせください。