SNS上の広告がきっかけとして発生した消費者トラブルの相談件数は、年々増加している傾向にあります。
実際の相談例などを紹介します。被害に遭わないよう、広告をタップする前に一度考えてみましょう。
主なSNS
- TikTok
- X(旧Twitter)
- LINE
- YouTube
SNS上の広告がきっかけの主なトラブル
定期購入に関するトラブル
健康食品や化粧品などの「お試し」定期購入に関するもの
詐欺・模倣品のトラブル
洋服・かばん・靴・アクセサリー・家電製品や家具を注文したけど、商品が届かない・偽物が届いた
DMに関するトラブル
知らないアカウントから「転売ビジネスでもうけられる」というDMが届いた
副業のトラブル
「いい副業がある」とオンラインサロンへの入会を勧誘されて、高額な入会費を請求された
龍ケ崎市消費生活センターで受けた18歳から29歳の相談件数
2022年11月から2023年10月で35件!
- インターネット関連のトラブル 21件(そのうち SNSに起因したトラブル 10件)
- その他の相談14件
一度支払ったお金を取り戻すことは困難です!
契約責任を負う成人であることを自覚し、安易な気持ちで契約しない!
※インターネットでの取引は通信販売にあたるので、クーリング・オフ制度の適用はありません!
トラブルにあわないために注意すること
- 大幅な値引きや低価格、商品の効果を過剰にうたう SNS 上の広告や、「簡単にもうかる」などの投稿やメッセージをうのみにしない!
- 投資や副業などの契約をする際に、「みんな借りている」「すぐにお金を取り戻せる」などと言われてもうのみにしない!
- 借金をしてまで投資や副業のためにお金を払うことはやめる!
あなたの気付きが新成人の助けに!新成人を見守ろう
こんなこと、ありませんか?
- お金に困っている様子がある
- 家に見慣れない書類や商品がある
- 何となく元気がない
- 電話の着信やメッセージにおびえている
相談されたら、感情的にならずに寄り添ってあげましょう
消費者トラブルに遭ってしまったら?
消費者トラブルの解決のためには、できるだけ早く消費生活センターに相談することが大切です。時間が経過するほど解決が難しくなります。
消費生活相談員が、事業者との自主交渉の方法や具体的な解決策などについて助言し、ケースによっては交渉の手伝い(あっせん)をすることもあります。
困ったときはひとりで悩まず、身近な相談窓口である龍ケ崎市消費生活センターをぜひご利用ください。
ご相談いただいた内容を、本人の了解を得ずに、誰かに知らせたり、公表したりすることはありません。
参考資料
お問い合わせ
龍ケ崎市消費生活センター
〒301-8611
龍ケ崎市3710(龍ケ崎市役所4階)
電話:0297-64-1120
受付時間:月曜日から金曜日(祝日・年末年始を除く)
午前10時から11時30分まで・午後1時から4時30分まで