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更新日:2018年3月1日

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種別:天然記念物
指定年月日:昭和56年3月30日
所在地:龍ケ崎市4279番地
管理者:八坂神社
幹が太くまっすぐで、こずえがほうき状に立つ落葉の大高木。ニレ科、高さ30m・直径2mに及ぶものもある。樹皮は灰かっ色で鱗片状に薄くはがれ、若枝には細毛がある。葉は互生し短い柄があって表面がざらつき、卵形または卵状披針形、長さ5cmばかり、側脈は15対内外で平行し、縁には著しいきょ歯がある。4~5月ごろ新芽と同時に薄黄緑色の小さい花が咲く。雌花は新しい枝の上方の葉えきに1個ずつつき、2裂する花柱と退化した雄しべがあり、雄花は新しい枝の下方の葉えきに集まって咲き、萼が4~6裂し、4~6本の雄しべがある。果実は稜がある扁球状で、径4mmばかり。大木が得られることと、広い板面が得られる。材は辺材が黄白色で心材が淡赤褐色、材質が強く、狂いがきわめて少なく、光沢が美しく工作が容易で耐久力も強い。
本州以南、朝鮮半島、中華人民共和国等に広く分布している。

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