このページの先頭です


エムポックスについて

更新日:2023年12月15日

エムポックスとは

※令和5年5月26日に、「サル痘」から「エムポックス」に感染症法上の名称が変更となりました。
エムポックスは、ポックスウイルス科オルソポックスウイルス属のエムポックスウイルスによる感染症で、感染症法上の4類感染症に指定されています。
これまでは、中央アフリカから西アフリカを中心とした一部の地域で見られる病気でしたが、2022年5月以降は、世界各地で確認されるようになり、2022年7月に国内で1例目の感染者が確認されています。
また、2023年12月現在においても、散発的な感染者の発生が報告されており、県内でも数名の感染者が確認されています。

潜伏期間

5日から21日(通常6日から13日)

感染経路

主な感染経路は、感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触、性交渉などによる性的接触、感染した人との接近した対面での会話等による飛沫感染、感染者が使用した寝具などを介した接触が挙げられます。
そのため、感染者や感染が疑われる方との接触は避けるようにしましょう。

主な症状

主な症状は、発熱、頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が1~5日程度続き、その後発疹が出現します。
主にリンパ節の腫れは、顎下、頸部、鼠径部に見られます。
発疹は、顔や手足などの四肢に多く現れ、徐々に水ぶくれになった後、最後はかさぶたになります。
多くの場合、2週間から4週間で自然に軽快しますが、小児や感染者の健康状態、合併症などによって重症化する場合があります。
上記の症状が見られた場合には、マスクの着用や発疹部位をガーゼで覆うなどの対策を行い、事前に医療機関に相談のうえ、受診してください。

治療方法

国内で利用可能な薬事承認された治療薬はなく、症状に応じた対症療法が基本です。

予防方法

マスクの着用や咳エチケットなどの基本的な感染対策が有効です。
特に、感染した方や感染が疑われる場合には、基本的な感染対策の徹底をお願いします。
また、感染者が使用したリネン類からの感染報告があるため、使用したリネン類や衣類は手袋などを着用して直接的な接触を避け、密閉できる袋に入れて洗濯などを行い、その後手洗いを行いましょう。

感染症流行情報

茨城県感染症流行情報(週報)(外部サイト)新規ウインドウで開きます。

お問い合わせ

健康スポーツ部 医療対策課

〒301-8611 茨城県龍ケ崎市3710番地

電話:0297-64-1111

お問い合わせフォームを利用する


本文ここまで