龍ケ崎市では、平成元年の「核兵器廃絶平和都市宣言」や、平成21年の「平和市長会議(現:平和首長会議)」加盟の理念に基づき、原爆や戦争被害の状況・悲惨さについて、各種写真パネル展を通じて、恒久平和のメッセージをみなさんに発信してきました。
この中学生派遣事業は、次世代を担う中学生に、被爆地や戦争遺構の見学、平和式典への参列を通じて、教科書だけでは学ぶことのできない、当時の戦争の状況や平和の大切さについて学習し、不戦・平和へのメッセージを語り継いでもらうために、平成26年度から実施しています。
今年度も、市内の中学校から参加希望者を募り、茨城県立竜ヶ崎第一高等学校附属中学校の生徒を含む、12人の中学生を長崎へ派遣することとなりました。
こちらでは、中学生たちの活動状況や思いを随時伝えていきます。
長崎派遣全行程終了
3日間の長崎派遣の全行程が終了し、派遣団は無事に龍ケ崎市へ到着しました。
今回の派遣では、普段経験することのない、また、教科書だけでは学ぶことのできない多くのことを実際に見て、聴いて、感じ取ることができ、それぞれが平和について深く考えさせられる、とても有意義な派遣学習となりました。
派遣後は、生徒が今回の派遣を踏まえて、自分たちが事前に決めたテーマに沿った学習結果や感想、派遣を通じて感じた平和に対する想いをまとめ、その結果を自分たちの言葉で各学校の生徒たちに伝えていきます。
長崎派遣3日目(最終日)
令和7年8月10日(日曜日)
長崎派遣最終日の3日目を迎えました。
この日は、長崎歴史文化博物館を見学しました。長崎の歴史文化に関わる文書や資料など、貴重な展示物を見学し、現在に至るまでの長崎の歴史・文化の流れについて理解を深めることができました。
長崎派遣2日目
令和7年8月9日(土曜日)
長崎派遣2日目は、平和祈念式典に参列しました。
今年は、被爆から80周年となり、被爆者の方や御遺族、日本だけでなく世界各国から多くの方が参列していました。雨風がとても強い中での式典となりましたが、生徒一同、原爆死没者への祈りを捧げ、平和への想いを改めて願いました。
午後は、1日目に引き続き、青少年ピースフォーラムに参加しました。
出島メッセ長崎にて、全国各地から集まった参加者と平和についての意見交換を行いました。学年、地域問わずのグループワークとなり、初めは少し緊張気味でしたが、すぐに打ち解け、生徒たちが積極的に意見を述べている姿が印象的でした。
長崎派遣1日目
令和7年8月8日(金曜日)
令和7年度長崎への中学生派遣初日を迎えました。派遣団は10日までの3日間で、長崎県長崎市を訪れる予定です。
早朝5時15分にJR龍ケ崎市駅に集合し、教育長をはじめ、各中学校の先生方や家族の方が見守る中、出発式を行い、団長が「龍ケ崎市の代表として、行ってまいります」と、今回の派遣への意気込みを語り、出発しました。
常磐線に2時間ほど乗り、羽田空港に到着しました。そこから飛行機に乗り、長崎市内へは11時頃に到着しました。昼食後には、平和祈念式典の会場となる平和公園、浦上天主堂を見学し、青少年ピースフォーラムに参加するため、長崎市平和会館へ向かいました。
青少年ピースフォーラムとは?
長崎市から受託された長崎平和推進協会が主催しており、長崎の青少年ピースボランティアが参加型の平和学習を企画・進行する、青少年による青少年のためのイベントです。
(昨年度の様子)
14時からの開会行事を経て、被爆者の方からの講話を拝聴しました。
実際に、原爆被害に遭われた方にしか分からない、とても貴重な体験談を聞かせていただきました。生徒たちは、適宜、メモを取ったりしながら、熱心にお話を聞いていました。
被爆者体験講話の後は、原爆被害があった遺構へのフィールドワークを行いました。爆心地の碑がある爆心地公園や、被爆した浦上天主堂、当時の地層などを、学生ボランティアによる説明を受けながら見学しました。
ピースフォーラム初日のプログラムを終え、長崎原爆資料館へ向かいました。
館内には、原爆の甚大な被害を物語るような数多くの展示があり、生徒たちは、原爆の残した影響の大きさについて学ぶことができました。
見学後には、龍ケ崎市から持参した、市内の中学生による千羽鶴を奉納しました。
第3回目の学習会を開催しました
令和7年8月1日(金曜日)龍ケ崎市役所3階庁議室
長崎への派遣を目前に控え、長崎派遣団の結団式が行われました。
結団式では、副団長の2名が派遣団を代表し、事前学習会での活動内容・経過について、次のとおり報告を行いました。
- 派遣団員がそれぞれテーマを設定した、事前学習レポートの作成及び発表
- 「長崎原爆被災写真パネル展」の見学
- 長崎派遣における活動目標・研修課題の決定
上記の学習を通して、派遣団は、この派遣事業の意義についての理解を深め、非核平和に対する思いを高めたとの報告を行いました。
決意表明では、派遣団団長が代表して、龍ケ崎市の中学生代表としての自覚と責任を持って派遣学習に取り組み、原爆によって多大なる被害を受けた長崎で、戦争の悲惨さや平和の大切さ、そして、命の尊さについてあらためて考えを深め、派遣学習を通して学んだ多くのことを、家族や学校のみんなに伝えていきたいとの表明がありました。
この活動報告・決意表明に対し、萩原市長、大古教育長から、激励の言葉をいただきました。
最後に、記念撮影と派遣出発前の最終打合せを行いました。派遣団は、8月8日(金曜日)から長崎へ向かいます。
現地での様子は、市公式SNSなどを使って発信していきますので、ぜひご覧ください。
第2回目の学習会を開催しました
令和7年7月12日(土曜日)龍ケ崎市歴史民俗資料館
今回の学習会では、7月13日(日曜日)まで龍ケ崎市歴史民俗資料館で展示していた「長崎原爆被災写真パネル展」の見学や、生徒が事前にテーマを決め、調べてきたレポートの発表を行いました。
パネル展では、原爆が投下された当時の長崎の光景を写した貴重な写真パネルを見学し、当時の被害の大きさ、核兵器の恐ろしさを感じ取ることができました。
パネル展見学の後には、事前学習レポートの発表を行いました。
生徒たちは、「なぜ長崎に原爆が落とされたのか」や「原爆による長崎の被害」など、今回の派遣先である長崎にまつわるテーマでレポートをまとめていました。
どのレポートもよくまとめられており、生徒たちの非核平和学習に対する意欲の高さをあらためて感じました。
最後に、令和6年度派遣団による体験談や派遣時の心構えについての話を聞き、各々の活動目標と研修課題を決めました。
次回は、8月1日の結団式で、事前学習会での活動報告や団長による決意表明を行う予定です。
第1回目の学習会を開催しました
令和7年5月30日(金曜日)龍ケ崎市役所3階庁議室
非核平和推進事業に係る中学生派遣事業は、今年で11年目を迎えます。
過去には広島、長崎、沖縄へ派遣学習を行い、多くの中学生が、市を代表して戦争の壮絶さを学んできました。
今年の派遣は、8月8日から10日までの3日間、昨年と同様、長崎での学習となります。
5月30日に行われた第1回目の事前学習会は、木村副市長、大古教育長が出席するなか開催され、初顔合わせとなりました。
それぞれ自己紹介を行い、事務局から事業概要について説明を受けた後、団長1名・副団長2名を選出しました。
昨年の様子(戦争遺構の見学)
昨年の様子(平和祈念式典への参列)
昨年の様子(青少年ピースフォーラム)
次回の第2回学習会では、それぞれが自由にテーマを設定し、この事業を通じてどんなことを学びたいのか、事前に調査・研究し、レポートにまとめて発表を行います。
また、昨年度の派遣団の先輩方にお越しいただき、体験談や派遣時の心構えについてお話いただく予定です。
そして、今年度も市内全中学校で千羽鶴を作成し、派遣団が市の代表として長崎へ持参します。
派遣終了後には、派遣団員が、各中学校で長崎派遣を通して学んだことをほかの生徒へ報告し、平和への祈りを引き継いでいきます。