帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹を予防するためのワクチンは、乾燥弱毒生水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの2種類あり、50歳以上の方が接種できます。
任意の予防接種のため、費用は全額自己負担となります(市からの費用助成はありません)。
詳しくは、主治医や医療機関にお問い合わせください。
乾燥弱毒生水痘ワクチン「ビケン」(生ワクチン)
- 接種回数
1回(皮下接種) - 注意
明らかに免疫機能に異常のある疾患をお持ちの方や免疫を抑制する治療を受けている方は接種できません。
水痘の予防として小児の定期予防接種に用いるものと同じです。
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン「シングリックス」(不活化ワクチン)
- 接種回数
2回(筋肉内接種) - 注意
1回目の接種から2カ月間隔をあけて接種します。
予防効果は高いが副反応が強い場合があります。
詳しくは、主治医や医療機関にお問い合わせください。
帯状疱疹について
帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で起こる病気です。
小児期などに水痘(みずぼうそう)にかかり、治癒後も体内の神経節に潜んでいたウイルスが、加齢・疲労・ストレスなどにより免疫力が低下すると再び活性化し、帯状疱疹として発症します。
発症すると、体の左右どちらか片側の皮膚に、水疱を伴う紅斑が帯状に広がります。
症状は、強い痛みを伴うことが多く、3週間から4週間ほど続きます。
時に神経痛が長引くことがあります。
帯状疱疹にならないために
帯状疱疹は免疫力の低下などが関係していることが知られています。
帯状疱疹にならないためには、食事のバランスに気をつける、睡眠をきちんととる、適度な運動をする、疲れたら休憩をとるなど、日ごろから体調管理を心がけることが大切です。
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